黒田峠(くろんだとうげ) 860m (2000.11.14)

岐阜県郡上郡大和町黒田−郡上郡大和町内ヶ谷
東海北陸自動車道の大和ICから板取へ行く最短コース「県道白鳥板取線」にある峠である。

大和ICから東海北陸自動車道と併走して谷を詰める。落部の集落で道が分かれ、ジグザクの道を登っていく。黒田の地名が地図にはあるが、らしい家は記憶に残っていない。途中、大和町の谷や奧美濃の山々が遠望できるポイントもあって景色は楽しめる。
峠付近には1990年に完成した内ヶ谷トンネルがある。トンネルの手前10mほどに切り通し状になった旧道があり、そこを登っていくと1kmほどで峠に出る。

峠には「黒田亀尾島林道開設記念碑」と「彰徳碑」の2つの碑が立っていて、記念碑には、「岐阜県知事 武藤嘉門」の文字が読める。峠からは内ヶ谷方面だけ展望があり、真下50mほどの所にトンネルが見える。

内ヶ谷側は黒田側の倍ほど下って、新道に合流する。道は舗装だが、落石が落ち葉に隠れていてデンジャラスであった。