倉骨峠 800m (2002.5.25) コレクションNo.951 地図

三重県美杉村広瀬−美杉村太郎生


大洞山と尼ヶ岳の鞍部、800mの高みを越えるので、行政区域もきっちり変わると思っていたのだが、どちらの麓も美杉村とは驚きだ。名張川の最上流域が奈良県で、伊勢本街道を過ぎてから美杉村、そして名張市という順番なのだが、地形的に理解できない区割りである。
さて桜峠でcancanさんと再合流し、尼ヶ岳の中腹の林道をアップダウンする。昼食も済ませ、広瀬の分岐へドーンと下りてから南方向へ登り返す。旧道ダートとの分岐を過ぎ、ヘアピンを2回ほどこなすと倉骨林道との分岐点が現れる。

急なのか中程度なのかわからない勾配を登っていく。遠方の眺めは中途半端にかすんで良くわからない。一ノ峰、二ノ峰は間近なので新緑が美しい。
小一時間で峠に到着。峠の切り通しを抜ける風が強い。あまりの寒さに峠を横断してる東海自然歩道の石段に坐って風を避けた。
峠横には登山者のものと思しき車が3台止まっていた。cancanさんの到着後下りだした。麓近くまで下りると倶留尊山(くろそ)のどっしりとした姿が見えた。

尼ヶ岳の北にある富士見峠や立岩峠には林道合流点からまた同じくらい登り返さなくてはならないので今回は諦めた。