首切峠 416m (2001.12.2) コレクションNo.856 地図

岡山県美甘村美甘(みかも)−美甘村寄水
旧出雲街道の峠で新庄川が蛇谷から潜入蛇行した谷をバイパスするように峠ができている。

トンネルになっている国道181号線のトンネル脇に「首切峠」の標識が出ている。ほんの10mほど登るともう峠である。
峠には由来を示した看板があったが、柱が破損したのか切り通しの崖に打ち捨てられてボロボロになりかかっていた。

天文年間、三浦氏と尼子氏が峠を巡って激しい攻防戦を展開し、戦死者が数知れず、多くの首を切ったということからこのような名前が付いたといわれる。