紅葉の茂住峠・桧峠

    (2007.11.3)   更新 2007.11.8 
  地図
茂住峠直下のモミジ
2003年に一度このコースをアタックしたことがある。そのときは茂住峠を越えて桧峠へ行く林道のゲートまで行ったものの、そこで時間切れと思い引き返したため、今回はそのリベンジである。

改めて行ってみると、紅葉まっただ中の峠はとても素晴らしかった。
茂住峠付近のモミジ

標高 距離 1回目 2回目
笹津 111
猪谷駅 215 0 6:50
東茂住 270 12 9:23 7:29
ダート 400 2 9:47 7:48
鉱山跡地 460 1 9:52 8:17
先回の昼食地点 750 5 10:45 8:45
茂住峠 1060 4.7 12:54 9:44
長棟峠の分岐点 973 1.9 13:17 9:58
林道ゲート 960 1.7 13:25 10:05
中腹の紅葉


岐阜県神岡町茂住から富山市東福沢を結ぶ峠道である。長棟林道となっているこの峠道は、茂住から茂住峠を越え、長棟川の谷へ入ってから、長々と谷を下り、さらに桧峠を越えて富山平野へ出るという長大なアドベンチャールートである。

前回の失敗はスタート地点を富山平野の南端・笹津にしたことである。そのためアプローチに1時間近くかかり、時間も脚もロスしてしまった。またスタート時間も遅かったため、長い林道下りにかける時間がなくなってしまった。

そのため今回はスタート地点を猪谷駅に設定。そして6時50分に出るというフライングスタートを切った。
猪谷駅スタート(6:50)




国道は難なくさばいたが、腹具合イマイチで、茂住集落から峠道へ入る駐在所前にあったトイレにかけ込んだ(ー_ー) ああ、良かった。スッキリした。これで準備OKと峠道に突入。ヘアピンカーブのところに「通行者は自己責任」と唱った立て看板発見。こんなものに動ずるかぁ!

峠道からは茂住の集落がよく見える。そして道はすぐ舗装からダートに変わってしまった。
茂住駐在所から峠道に入る(7:29) 「自己責任」の立て札(7:33)
茂住の集落が見える(7:47) 地道にチェンジ(7:48)



そしてダートにチェンジしてすぐ、ギヤがローにチェンジしないことに気づいた。いやローどころかその一つ前のギヤだってカラカラと不安定である。先月の遠征時には気づかなかったけどなあ・・・症状から見るとワイヤーケーブルの伸びとしか考えられない。プライヤーを持って走ってないのでワイヤーの位置調整はムリ。で、調整アダプターを緩めて伸びの吸収をはかり、何とかローを使えるようにした。この微調整に10分くらいかかったかなあ?

茂住の谷へ向かい、鉱山の跡地の前を通る。先回の9月と違い、山々が紅葉していて目を楽しませてくれる。先回はあまりの?急勾配にたまらず押し一徹になった峠道も、11月の寒気のせいか、毎日のトレーニングのせいか、そんなに苦しくはない。きついなと思ってもちょっと頑張れば乗っていけてしまう。先回昼食を食べたところも8時台に通過してしまった。
ワイヤー調整わーいやだ!(7:59) 鉱山の跡地の前を通る(8:17)
先回の昼食地点(8:45) 錦秋の峠道(9:28)



峠近くの何度かあるヘアピンカーブを曲がり、見覚えのある峠直下に来ると、紅葉真っ盛りのモミジがあった。遠くの山も黄色くなって今が一番きれいな時季であろう。そして峠もあいかわらずの広さである。一段高い旧道峠にはお地蔵さんが立ってるし、先回の暑かった記憶を消し去るくらい気持ちがいい。
茂住峠直下のモミジ
茂住峠直下のモミジ(9:36)
茂住峠(9:44) 峠のお地蔵さん(9:46)



さあ、いよいよ桧峠へ向けて出発である。茂住峠から下り、すぐに長棟峠への分岐にかかる。ここを上流側へ行けば長棟峠へ行けるはずだが、熊の巣とも言われているし、せっかく時間も稼いでいるのだから、そのまま下りていく。長棟第1橋を渡ると先回引き返した林道ゲートに着く。あいかわらず警告の立て札が立っている。

通行止め このゲートの奥22KMより事業実行上の専用林道ですから関係者以外の当ゲートから奥への通行を禁止します。たとえゲートや錠が壊されるなどで開いていても通行することを禁じます。右のことを無視して無断で通行され災害等事故が発生してもその責任は一切負いません。 富山森林管理署長

先回はこの立て札にビビッたんだよなあ。今回はまだ10時だよ。余裕のヨッちゃんだ。よって今回はアッカンベーをしながらゲート突破。長棟第2橋付近のきれいな景色を見ながら下っていく。林道はずっと下り基調。それは良いのだが、写真のような水たまりがそこら中にあるので自転車はベタベタになってしまった。
林道ゲート(10:05) 長棟第2橋
流れが道を横切っている まったりとした良い景色



それでもご機嫌な景色が続く。長棟大橋下流にある崖っぷちなどなかなか魅力的である。岩場を断ち切ったルートとか豪快なポイントが続く。
長棟大橋下流にある崖っぷち(10:29) 岩場を断ち切ったルート(10:39)



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