小峠 242m (2006.4.22) 地図

山口県山口市大内御堀(おおうちみほり)−山口市鋳銭司(すぜんじ)
山口県山口市大内御堀と鋳銭司の間にある県道194号・山口秋穂線の峠である。

小峠というからには呼応する大峠があるはずで、435号線の大峠が地理的には一番近いが、国道9号線の木戸山峠付近にも大峠があるし、本当のところはわからない。

しかし鋳銭司という名前は珍しい。なんでも鋳銭司は和同開称が鋳造された遺跡や大村益次郎誕生の地なのだそうだ。
大内御堀側の麓



大内御掘側は2m幅の通行制限がかかるほど狭い道だ。はじめはなだらかだがダンダン急坂になっていく。

ところどころに離合地点がある1車線の峠道を登っていくと、石仏の破片か道祖神か賽の神の石なのかわからないものが安置してある峠に辿り着いた。
峠近く



鋳銭司側は打ってかわって2車線道である。しかし10%勾配はあるし、ヘアピンカーブは多いし、時々海も見えるような、と〜っても楽しい道なのだ。

最後に平地へ下りてくると、行く手には新幹線と山陽道の高架がズラリとかかるきもい風景の所へ出る。遠目に見える山の尖りが印象的だ。
ヘアピン 鋳銭司の手前

梅ノ木峠へ