駒鼻峠(こまがはな) 1160m (1999.5.9)

岐阜県吉城郡上宝村本郷在家−大野郡丹生川村奥呂瀬
上宝村からロッセスキー場へ行く道筋にある。駒鼻峠は870mラインにある碑によると「続日本紀巻二に文武天皇大宝二年(702年)に飛騨から神馬を献上し、朝廷では瑞祥として大赦を行い飛騨の百姓には3年の免租、諸国には今年の四祖と庸を半減したとあり、この神馬が出たとの言い伝えからこの地を駒が鼻と云った」という由来で名前がついたようだ。

在家からの入り口は表示してないので付近の人に聞いた方が良い。道はいきなりスイッチバックの急坂が続き20分で200mもアップしてしまった。860mラインからは谷筋になって傾斜もゆったりしてくる。道は谷川と平行して登っていき、川がとぎれるとすぐ峠だ。峠からは雪をかぶった北アルプスが見えた。