紀見峠(きみとうげ 400m (2015.5.22) 地図 2.5万図

和歌山県橋本市柱本 (はしらもと)ー 大阪府河内長野市天見(あまみ)

和歌山県橋本市柱本と大阪府河内長野市天見の間にある国道371号線の旧道峠。また旧西高野街道もここを越えている。

橋本市側から登る。現国道から旧道に入ると柱本小学校の脇を登っていく。

柱本小学校前



旧道は柱本の集落内を直角にカーブを切りながら登っていく。何度目かのカーブの先に天理教の分教会があった。そして町を見下ろせる所に金剛生駒紀泉国定公園の看板があった。

直角カーブを繰り返す そんなカーブの先に
   
 天理教の分教会があった  金剛生駒紀泉国定公園の看板



看板のあとは町の様子が俯瞰できるビューポイントが続く。脇を通ってきた柱本小学校や町並みが見える。

柱本小学校
 



さらに登ると、石垣の上に民家が出現した。斜めに登る道とその手前にバス停。「紀見峠」のバス停になっている。まだ峠ではないし、斜めに登る道は民家へ行くことはあっても旧国道とは思えない。石垣の壁に設置してある看板によると、この斜めの道が「旧高野街道」で峠へも行っているようである。とすると、この上の集落が紀見峠宿のようだ。

紀見峠宿
「紀見峠」のバス停 「旧西高野街道」 が載っている看板



さらに登ると谷川にかかる鉄橋が現れた。柱本橋という。昭和29年製造のプレートが残っていたので私より1つ年下である。

峠(冨田側) 柱本橋
 



峠にはすぐ到着した。歴史的な峠らしく古めかしい峠の看板や国定公園の看板。和歌山と大阪の境界看板などが所狭しと立ててあるので全てチェックするのに忙しかった。

峠(和歌山側から)
 
峠(和歌山側から) 
 
 
峠(大阪側から) 


峠から斜めに旧高野街道へ入る。歴史街道の看板がある。こちらは紀伊見峠と表示してある。六里道標石と高野街道の解説板が楽しい。

歴史街道の看板  
高野山六里道標石と紀見宿



峠の集落「紀見峠宿」は寂れた民家があるだけだった。

紀見峠宿



峠から下る。途中にゴールデントレールの道標などがある。下って行って現国道と合流し、紀見トンネルで和歌山県側に戻った。

ゴールデントレールなどの道標  
麓付近
紀見トンネル



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