木戸峠 385m (2006.4.20) 地図

山口県阿東町篠目(しのめ)−山口市仁保下郷(にほしもごう)
山口県阿東町篠目と山口市仁保下郷の間にある国道9号線の旧道峠である。

この峠越え区間はもともと木戸山を越える場所で、トンネルの北には狭隘な峠道の大峠、南東には木戸峠があった。そこへ国道9号線のトンネルが新たにできたわけである。

大峠は現国道の道筋から見て旧道峠とは言い難く、その名前や地形的に無理のない道筋から木戸峠が旧峠と言って良いと思う。
木戸山峠



国道の旧道、木戸峠へは木戸山トンネルの手前から左へ入る。緩い勾配の舗装路を登る。大して登らないうちに峠に到着。

旧道となり見捨てられた峠にはお定まりの廃棄物の山があり、道の真ん中に残った大きな水たまりが、よけいジメジメした印象を与えている。峠に佇む間にも季節遅れの椿の花がポロッポロッと落ちてきて殺風景な峠を彩っている。
峠方向、ゆるい登りが続く



山口市仁保下郷側は国道376号線の仁保地峠付近に出てくる美味しい峠道であった。
仁保地峠

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