毛無峠 1823m (2001.7.28) コレクションNo.731 地図 2.5万図 ツーリングレポート
毛無峠は破風岳の急崖と御飯岳のなだらかな斜面の鞍部にある。 峠は北西季節風の影響などで熊笹とガンコウランの類が生えるだけのテーブル状の広場になっており、小串鉱山の硫黄を搬出するためのリフトの残骸が異様な雰囲気を醸し出している。 毛無峠(1823m)は群馬側にある小串鉱山(廃鉱)の硫黄の影響で峠部に大きな木が生えず、こういう名前がついたのかと考えられる。地名語源辞典によると「木が多い(アイヌ語)」の転ともいわれ、わけがわからなくなる。 ともあれ峠部は広いテーブル状になっていて小串鉱山物故者追悼の碑とか小さい峠の標柱とかがあって廃ソサエティな雰囲気が充満していた。 |
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高山村から来るダートの湯沢林道も硫黄搬出のためにつくられた道だそうだ。この湯沢林道は砂利を大量にぶちまけたような林道でダート部分の距離もかなり長いので注意が必要である。 湯沢林道より峠を望む