刈田峠(かったとうげ)  1530m (2008.5.28) 地図 

山形県上山市蔵王−宮城県蔵王町遠刈田温泉(とおがったおんせん)
山形県上山市蔵王と宮城県蔵王町遠刈田温泉の間にある県道12号・白石上山線、通称蔵王エコーラインの峠である。

正確には旧道というかエコーラインから少し入った山道にあるのが峠なのだが、何せ標高が高いので車道でも良いことにしておく(^^ゞ



県道12号線を登る。遠くからも見えていた残雪が目をなごます。蔵王らしく路傍にスキー場も出てくる。

県道12号線 残雪
蔵王猿倉スキー場



スキー場から山形盆地を振り返ってみる。かすんではいるが、広がりは見てとれる。

スキー場から山形盆地を振り返ってみる



道は蔵王エコーラインなので2車線。クネクネはあるけれど遠望も霞んでいるし、なんも面白みはない。路傍の木々も冬ならモンスターのような樹氷になって見物なのだろうが、とこどころに残る雪にその名残を求めるしかない。そんなこんなで県境に到達。その先に見れんと思った樹氷発見。峠の駅「樹氷」だった(^^;) バスの山頂駅だそうで売店やトイレがある。またその先には山頂行きのリフト乗り場がある。

残雪 県境
県境 峠の駅「樹氷」



リフトの横にも残雪がある。人の背丈以上あり。まだまだ寒いということだ。ここは車道なのだが、本当の刈田峠へ行く道が口を開けていた。完全な山道だった。予定では山道の峠の方が標高が低いので行くつもりだったが、写真撮影しているだけで白布峠にもいたようなアブが寄ってたかってくる。これはたまらんとすぐに下山することにした。

人の背丈以上ある残雪
刈田峠へ行く山道



ほんとの峠でもないので峠の標識はあきらめていたらバス停の表示が「刈田峠」になっていた。ラッキー・クッキー・ヤシロアキ v(^^) である。

刈田峠(蔵王)
刈田峠バス停



宮城県側の下りも残雪を眺めながらのダウンヒルだ。山頂付近は火山性なのかそれとも森林限界からか木々は生えていない。下っていくと下界が雲海に覆われている。

残雪を眺めながらのダウンヒル 山頂付近は木々は生えていない
雲海に覆われている



これは天気が悪いのか?悪いどころではない。濃霧なのだ。蛾々温泉への分岐もごらんのとおりである。

濃霧 蛾々温泉への分岐


麓まで来るとようやく視界が開けてきた。それでも山形県側では良かったお天気が宮城県側では曇ってしまい、寒いくらいだ。これが噂のヤマセなのか?
遠刈田温泉近く


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