笠取峠 405m (2007.9.8) 地図

富山県魚津市坪野(つぼの−魚津市大菅沼(おおすがぬま)
魚津市坪野から大菅沼へ越す辺りにある峠で、出典はばったさんのサイトからである。

ここは坪野城の遺構らしく、坪野の伝説によると、「山街道の通る笠取峠は、上杉謙信が小兵を大軍に見せかけるために、数百の笠を並べたところである。」 とのことである。

坪野の辺りをウロウロしてもどこが峠だか、サッパリわからない。城があったというと、戦国時代なら丘とか尾根・山に違いない。

ふと路傍の林地開発行為許可標看板を見ると「坪野字笠取」の文字が見えた。上方にある土砂採取場付近が城跡なのだろう。
坪野の林地開発行為許可標



土砂採取場へ行く道も当然のごとくついているので、早速入ってみた。道からは中部北陸自然歩道の道標が見える。「坪野のつなぎがや」とは一体???調べてみると、樹高約15mのカヤ(イチイ科)の木で富山の天然記念物だそうだ。

許可標から上がっていく道に入る 道から見える中部北陸自然歩道の道標
中部北陸自然歩道の道標と「坪野のつなぎがや」



そのまま登ると、ヘアピンカーブを曲がって少し行ったところが道のピークだった。でも、ここを峠というのは憚られる。片側に山があって切り通しにも何もなっていない。

道のトップ付近



少し下りると、目指す土砂採取場があった。先ほどのピークから伸びている尾根を横切っているように見えるし、道も大菅沼の方へ下っているように見えるから、ここが峠と勝手に決定することにした(^^ゞ

土砂採取場、ここが峠ではなかろうか?
土砂採取場内

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