金山峠(かねやまとうげ)  580m (2008.5.27) 地図 

宮城県七ヶ宿町しちかしゅくまち干蒲ひかば−山形県上山市(かみのやまし)金山
宮城県七ヶ宿町干蒲と山形県上山市金山の間にある旧羽州街道・県道13号・上山七ヶ宿線の峠である。

稲子峠から国道113号線に出る。国道113号線を西進し、長久保から県道13号線に入る。国道を直進すると二井宿峠へ至る。
県道13号線に入る



県道13号線をゆっくり登る。峠手前最後の集落・干蒲までは緩やかな傾斜である。集落内に「七ヶ宿街道金山峠越えのみち」の看板があった。

間の宿(あいのしゅく)干蒲 七ヶ宿街道金山峠越えのみちの看板



集落を出ると旧道分岐があり、そばに石仏などがあった。いちおう現道を辿った。

旧道分岐 現道



峠手前に鏡清水なる水飲み場があった。峠にこのような清水があるのは何よりのことであり、むかしの参勤交代や通行する旅人にとっても貴重な場所だったに違いない。

鏡清水



鏡清水から見える「旅・七ヶ宿」の看板を過ぎると、すぐに金山峠へ着いた。一車線の切り通しで、市町村境界があるだけで、石仏などはない。

金山峠



七ヶ宿側には鏡清水があったが、上山側には旧道が口を開けて待っていた。押し担ぎなら行けそうに見えたが、自転車の下りは乗れなければ楽しさ半減だし、車道を下ることにした。

金山峠



かなり下ったところで県道と旧道の合流点(地図)があった。峠で分岐した旧道が金山の集落を経由して来たものである。

県道と旧道の合流点



最後は楢下(ならげ)の集落で柏木峠へ行く県道268号線と合流する。
県道268号線と合流


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