蟹寺峠(かんでら) 270m (2007.9.9) 地図

富山県富山市猪谷(いのたに)−蟹寺
富山県富山市(旧細入村)猪谷と蟹寺の間にある飛騨街道の峠である。

この峠名の由来を考えてみる。これを字面にごまかされて「蟹が一杯いたお寺があった」などと解釈してはぶちこわしだ。やはり「かんでら」という音から解釈しなくてはいけない。では「かんでら」とは?東北の日本海側で「なんとかかんとか」を「なんでらかんでら」と言うとか・・・結局私にはわからない。すんません。

1日前に全線完全復旧になったJR高山本線猪谷駅に車をデポして走り出す。
猪谷駅



駅から国道脇の旧道を辿り、猪谷の外れに蟹寺峠への分岐がある。登りは国道を使うので、分岐をパスして国道41号線に合流。そして次の分岐で国道360号線へ入った。

旧道から蟹寺峠への分岐と国道合流点 国道360号線へ入る



たいして登るまでもなく蟹寺トンネルへ達する。旧道はトンネルを潜った蟹寺集落側のトンネル脇から入る。

蟹寺トンネル 蟹寺集落側のトンネル脇から旧道へ入る



車1台がやっとの道が登っていく。ガードレールがあるところまで登ると蟹寺集落が見渡せた。国道が次のトンネルに入るまでの短い区間にあるだけなので、集落の規模は小さい。

入り口あたり 蟹寺集落



そしてまた、たいして登るまでもなく蟹寺峠へ到達する。峠には石垣が残っている。

蟹寺峠 猪谷側から
石垣が残っている 猪谷側へ下る



猪谷側へ下る。対岸の猪谷発電所と国道360号線が見える。

眼下に国道360号線 猪谷発電所



車道の旧道を下りていくと、草付きの地道が現れた。旧々道である。急傾斜だが、何とか乗って下れる。右へカーブを切り、左へ直角カーブを切って下ると高山線の線路脇に出た。下草刈りがしてあるので雰囲気も良い。

旧々道への入り口 高山線の線路脇に出た



高山線の向こうには猪谷の町が広がっている。

蟹寺峠旧道、猪谷付近


線路まで下り、さらにガード下を潜ると先ほどの分岐点へと出る。ここには猪谷宿にあった西関所跡の看板が掲げてある。

線路まで下り ガード下を潜る
町はずれの合流点



そして車をデポ下猪谷駅まで戻ると、富山駅から来たJR西日本の普通列車と高山方面から来たJR東海の普通列車が同じホームにいた。そして、その奥には特急「ワイドビューひだ」がいた。なんと3列車が揃い踏みしている。こんな光景は初めて見た。そういえば、昨日は2004年10月の台風23号で鉄橋が流され、不通になっていたJR高山線の角川(岐阜県飛騨市)−猪谷駅(富山市)間27.5kmが3年ぶりに完全復旧し、運行を再開した日だった。いい日いい時間に遭遇した\(^o^)/

3列車の揃い踏み