勝地峠(かちぢ) 170m (1999.12.26)

岐阜県養老郡上石津町川西−養老郡上石津町下多良


往時は伊勢西街道とも巡検使街道とも呼ばれた街道の中でここが最大の難所だったそうである。

明治になって多良峡沿いの新道ができてからも人々は山崩れなどで不安定な新道よりも通り慣れた勝地峠を通ったというが、現在は上石津トンネルができたために忘れられた存在になっている。
川西側は中学校の横から登り出す。一度切り通しのピークを越えてから緩やかに峠へ登っていく。

峠は勝地林道との三差路になっている。下多良へは景観の良い下りで尾根づたいに下っていったような感じである。