大峠 470m (2002.3.9) コレクションNo.915 地図

静岡県南伊豆町蛇石(じゃいし)−松崎町指川
島見峠の変則4叉路からアプローチする(10:40)。急坂とはいうものの乗れない坂ではない。海が見える別荘地帯を過ぎ、何ヶ所かある分岐点は全て右へ進路をとる。
   島見峠の変則4叉路
大峠への道標が付けてあった分岐点を過ぎると最大傾斜地点が現れる。三上さんが「無理せず押した」と書いた地点だろう。しかしMTB並みのギヤ比なら全部乗り切れる。
NTTの電波塔への道へ入ってすぐ、大峠へのシングルトラックが口を開けている。本来の峠道より遙かに楽という情報どおり、平行移動するだけの楽な道なので、間もなく峠に到着した(11:10)。
   大峠へのシングルトラック
峠は4叉路になっており、狭い石造りの祠に入ったお地蔵さんもいて、落ち着ける空間である。これから松崎側は荒れてるそうだし、ここでお昼をとることにした。
さて、下りといえど道が荒れているのなら押し担ぎバージョンに変身だ。足元は押し担ぎ用にパワーグリップ付きのペダルに変えてある。あとはフロントバッグの荷物をポケッタブルデイバッグに入れ替えるだけだ。
   ポケッタブルデイバッグ登場
情報どおり道は荒れていて、ちょっと乗れる状態ではない。倒木も多く、担ぎ局面も出てくる。足元には石を配した石畳状の階段やらSPD靴では歯が立たない所も多い。
360m地点でやっとコンクリート道に出た。しかしここからがわからない。三上さんは出会った女性ハイカーに聞いたとおりに行ったそうだが、私にはお導きくださる観音様はとんと出てこなかった。

    −指川峠に続く−
指川峠を経由して麓へ降りてみると、麓からは大峠の電波塔が眺められた。「あそこへ行って来たのだなあ」という感慨がこみ上げてきた。