伊勢神峠 770m (1999.4.4)

愛知県東加茂郡足助町−北設楽郡稲武町


足助と稲武の間にある峠で伊勢神宮遙拝所があることからこの名前がついたという。

R153の伊勢神トンネルより更に80m高いところに旧トンネルがある。現在のトンネルでさえ狭くて暗くて嫌らしいのに旧トンネルは高さ2.5mと天井は低いわ、ライトは撤去してあるわでかなり不気味だ。おまけにその殆どが素堀りのような壁の荒さである。案の定、霊だの幽だのという話があるらしい。
しかしここまで来たなら是非旧道を通って峠まで行ってみよう。旧トンネルの西側から登れば細い舗装路のスィッチバックで何とか乗って登っていける。

峠には名前の由来となった伊勢神宮遙拝所や800才まで生きたと伝えられる八百比丘尼(ヤオビクニ)お手植えの杉(杖を挿したら根付いてしまった)もあって東海自然歩道上のエポックポイントになっている。下りは登りと反対に東側が程度のいいSTなので乗って下っていける。また大多賀峠を経て寧比曽岳まで行くのも面白そうである。