雷峠(いかづちとうげ) 300m (2011.6.9) 地図  2.5万図

山形県鶴岡市関川−新潟県村上市雷(いかづち)
. 山形県鶴岡市関川と新潟県村上市雷の間にある県道52号・山北関川線の峠である。

堀切峠から下りた鶴岡市小名部から国道345号線で鼠ヶ関川の谷を遡った所に写真のような分岐点があった。

ここから峠道である県道52号線に入る。
国道345号線と県道52号線の分岐点



峠道から関川の集落が見える。あの中に関川戊辰役激戦地跡がある。集落の入り口にある神社には古戦場碑と写真のような案内板があった。ほんの140年ほど前にあった出来事である。

関川戊辰役激戦地跡
入り口の神社 戊申の役古戦場碑
案内板
古戦場案内図



さて、これからその峠に向かう。山間に入ると路肩に紅白のポールが立っている。積雪期に道幅を示す目印である。戦いがあったのは9月なので旧暦といえども秋の真っ盛りだからまだ雪は降っていまい。

峠道 山間に入る
積雪用の目印



さらに登っていく。現在の峠道は新道なので当時の道とは違うので、既に昔のよすがを偲ぶべくもないのは致し方ないだろう。

新道の峠道



そして峠。珍しいというべきか。岩に峠のプレートが埋め込んで石碑にしてある。そのためか県境の標識は少し離れたところに設置してあり、写真を何枚も撮らねばならず効率が悪いけれど、被写体がアレコレあるのに文句を言ってはバチがあたるというものだ(--;)

雷峠直下の看板 雷峠の石碑
雷峠の石碑
雷峠の石碑
峠の石碑と看板 雷峠(村上市側から)
雷峠(鶴岡市側から)



峠から下る。アッと言う間に麓の集落・雷に着いてしまった。標高差100mもないから仕方ない。そういえば関川への標高差も200mちょっと、軽く丘を越える程度なので官軍も進軍しやすかったことだろう。

峠から下る アッと言う間に麓
麓の集落・雷に着く



そして雷小学校が道沿いにあった。よく見ると雷中学校旧跡の石碑もある。過疎化・少子化で廃校になったようだ。

雷の小学校 焦茶色の家々



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