星越峠(ほしごえとうげ) 50m (2017.12.7) 地図 2.5万図
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愛知県蒲郡市大塚町と三谷町の間にある国道247号線・旧平坂街道(へいさかかいどう)の峠である。 旧平坂街道は旧東海道の小坂井の宿から港町・西尾市平坂に至る街道である。東西三河の海岸部わ結ぶ商業路でこの星越峠は街道の難所のひとつだった。 峠の案内看板によると、旧街道はこの交差点を横切ってから峠に登っていくのだが、峠に行って初めてそれがわかる(>_<) |
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十能交差点から峠を望む |
ということで、国道をそのまま進む。国道峠の切り通しの南側に側道が作ってあり、くだんの案内看板もそこにある。切り通しの三谷側に星越峠の歌碑が建ててある。
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国道で峠へ向かう | 切り通しの側道(大塚方面) |
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切り通しの側道(三谷方面) | 切り通しの側道(大塚方面) |
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国道と側道の合流点(三谷方面) | 三谷側に星越峠の歌碑あり |
歌碑には享禄年間の連歌師、谷宗牧が天文13年に上郷城、鵜殿藤太郎長照以下百人ほどの見送られて星越峠で別れたと彫られている。そこで詠んだ歌が
「たちかえり 又も逢はまし 星越や かすかす あかぬ 老いの坂かな」
である。 老いの坂が何を表現してるのか寡聞な私ではよくわからない(>_<)
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峠(和地町側から) | ||
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峠(長沢町側から) | ||
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その歌碑の先から国道切り通しの側道に上がると上記の案内看板があって、そこが旧星越峠ということになる。
国道の峠から下ると、前方に坂野峠の鞍部が見えて、懐かしい。
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国道と側道の合流点(三谷方面) | 峠から下る(坂野峠の鞍部が見える) |
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