桧皮峠（ひわだとうげ） 　305m （2006.5.20）　地図

愛媛県東温市（とうおんし）河之内（かわのうち）桧皮−東温市河之内札場

	愛媛県東温市河之桧皮と札場の間にある峠である。 この付近は松山自動車道や国道１１号線が通る四国における東西交通の要衝である。では国道のなかった時代、旧街道はどこを通っていたのか？東西方向に越える付近の峠を較べると、ここが一番低い。調べてみると、やはりここが讃岐街道の峠だったらしい。 国道１１号線から県道３２７号線に入り、本谷川を渡る手前を車道の峠道に入る。
本谷川を渡る手前を峠道に入る

	道は１．５車線道のゆるい坂道である。本谷川と県道を見下ろしながら登る。
本谷川を見ながら登る

峠道は松山自動車道と平行している。時折スイッチバックするようにクネクネしながら高度を上げる。昔の讃岐街道は峠直下の桧皮集落からストレートに登っているが、旧道は松山自動車道の建設により壊滅したそうだ。

峠には東温市（旧川内町・重信町の環境衛生組合）の斎場「桜花苑」があった。けっこう新しそうな施設である。松山自動車道は仕方ないかもしれないが、こういう歴史ある峠に嫌悪施設を造るのはいい加減やめてほしいものである。

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