比曽坂(ひそざか)  707m (2008.5.29) 地図 

福島県飯舘村(いいたてむら)比曽(ひそ−川俣町(かわまたまち)山木屋(やまきや)
福島県飯舘村比曽と川俣町山木屋の間にある県道62号・原町二本松線の峠である。地図では川俣町側の下り傾斜に比曽坂と載っていたが、峠の形態をなしているのでゲットしにいった。
長泥の交差点から県道62号線へ右折



陽の出石峠から国道399号線を下り長泥の交差点から右折する。

実際の交差点はここ(右折) 県道62号線


比曽の集落の交差点を左折する。道は2車線の幅がある。

比曽の集落の交差点を左折 峠道
山木屋2.8kmの看板



比曽側は広いながらもクネクネ道である。少し登ると峠だった。

ツヅラ折れ



川俣方面へ下っていくと、中腹におせん茶屋の跡があった。赤い頭巾とよだれかけを掛けられた地蔵があった。なんでも・・・
「旅の若い石工がこの地のお寺に頼まれて石地蔵を2体刻むことになり、先の1体目は出来上がり、後の2体目を刻むとき、泊まっていた家の娘と恋に落ち、2体目が出来上がると別れねばならないため、思いあまった石工はわざと地蔵の肩を切り落とした」
と伝えられているそうだ。そして地蔵のかたわらには陰陽の道祖神が祠に納められている。陰陽の道祖神とは「男根の型代」と「おかめ」である。

おせん茶屋の跡 陰陽の道祖神



そうして下っていくと山木屋の集落に辿り着く。
山木屋中学校


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