箱坂  207m (2004.5.2)   地図1  地図2  

郡上市八幡町千虎(ちとら)八幡町穀見
郡上市八幡町苅安と穀見の間にある郡上街道の小峠である。

馬瀬坂・三日市の旧トンネル上の峠
(名前はないらしい)を越すと、相戸から道は山間に入る。林道のような道を登っていくと、梅原の集落に着く。
相戸から山間(正面の鞍部)に入る

道なりに進むと梅原白山神社にぶつかる。ここに「梅原史跡案内」の看板があり、そこに郡上街道も載っている。ここの3差路を右へ辿ると、白谷に下る。街道は林道白谷夕谷線に沿って下り、名津佐で国道に合流する。

このピーク越え、はっきり言って峠に間違いない。でも峠の名前が付いていないので、次の箱坂にその座を譲ることにする。
梅原白山神社前を右へ(ピーク地点)


街道はしばらく国道に沿って進む。現在でこそ川沿いの道やトンネルになっているが、明治以前はもう少し高い所を通っていたそうである。法伝の滝付近には、その辺りの事情を記した案内板が立っている。そう思って上方を眺めてみると、20mほど上に怪しいガードレールがある。登ってみようと思ったら階段が藪状態だった(~_~)
法伝の滝付近 怪しいガードレール


地図3

大滝のドライブイン(レストラン大滝苑)まで来ると、箱坂は近い。
しかし、この峠、今では切り崩され、単なるシェルターになってしまっている。シェルターの名は「稲成洞門」、1983年10月に完成している。「歴史の道調査報告書」が作られた頃のことだ。
レストラン大滝苑 峠全景



観察してみると、洞門の上に上がるスロープがある。無理矢理登れないことはなさそうである。早速横の入り口から押し入る。金網に沿った空間は狭くて、急で、メチャ難儀である。自転車を担ぎながら金網に手をかけてよじ登った。



まあ、シェルターの上に土をかけただけの代物やから、面白くも何ともないのであるが、名前が付いている峠(^^;)なので致し方ない。私の作法に乗っ取って、頂上を極めさせて貰うだけだ。
峠 (^^ゞ 峠 (^^ゞ


郡上八幡への最後の関門は、わかってはいたが、夢が壊れたような現実であった。昔日の面影はどこにも残っていなかった。

八幡の街中はGWの喧噪の中にあった。日本名水百選1番目に数えられる宗祇水(そうぎすい)も落ち着かない素振りだった。

古を捜した旅も整備されすぎたモノでは癒されない。何かが違うと思うんだな。
宗祇水