藤川越(小関越) (2002.5.5)コレクションNo.935 地図 伏木貞三著「近江の峠」より

岐阜県不破郡関ヶ原町−滋賀県坂田郡伊吹町藤川
関ヶ原から伊吹山の山麓を斜めに走って木之本で北国街道と合流する北国脇往還にある峠である。関ヶ原の北に小関という集落があるため小関越ともいわれた。北国脇往還は日本武尊、源頼朝、信長、秀吉などが通った歴史の道でもある。
しかし現在はっきりした道はわからない。バイパス的に道が整備されてしまったからだ。いちおう岐阜・滋賀県境と藤川の集落内にターゲットを絞って行ってみた。県境はイマイチ峠らしくない。

そこで藤川の集落へ入ってみた。集落の中には街道らしい風情はあまりない。藤川分校跡付近が一番高いように思われた。藤川を過ぎた上平寺付近に北国海道と記した標識があった。
藤川を過ぎた上平寺、寺林付近に北国海道と記した標識があった。