団体サイクリングに対する管理人の考え方  2004.3.10

サイクリングというのは一人で行えるものです。それを友達やグループなど複数で行う場合、自ずと制約事項がでてきます。私の育った環境の中に
学生サイクリングクラブがありました。長いことサイクリングをやってきた中で、学生サイクリングクラブの団体走行スタイルを上回る走行シーンに今まで出会ったことがありません。社会人クラブやオフ会・ラリーなどでは大人数で長蛇の列になってしまうことが多く、ムリヤリ抜いていく人もあったりして、見ていてハラハラしています。

学生サイクリングクラブでは
クラブランをするとき、メンバーを4〜5人程度のパーティに割ります。そしてそれぞれコースリーダー・サブリーダーを決め、そのパーティ別に走らせます。こうすれば事故の危険性は分散されます。コースリーダー・サブリーダーは脚力・経験などで指名します。

コースリーダーは名前のとおりパーティを先導するペースメーカーです。走りながら「石が落ちてる」とか「車が来た」とかコース情報を後方へ伝えます。もちろん右左折、駐車車両の追い越し、停止などの手信号も励行します。

サブリーダーは最後尾を走り、パーティ内の状況を後ろから把握したり、後方から「車が来た」ことなどを知らせます。また曲がり角で後ろのパーティを待って誘導し、後ろのパーティの状況も把握する。また遅れた人に付き添ったり、トラブルを全体のコースリーダーに連絡したりするなど、サブリーダーの役割は大変重要です。

よって、オフ会などで最後尾をお願いする方や買って出られる方は脚力が人一倍あって経験豊富な方でないと務まりませんし、パーティ分けしない場合、オフ会の参加者は10名程度にとどめないと、大変危険だと考えます。もちろん参加メンバーは気心の知れている人が多いほど安全だと考えます。

(気心の知れている基準はお友達ということ・・・・・メールや掲示板などでお話している方も含みます)


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