知井坂は血見坂だった!

    (2004.11.14)   更新 2009.1.25  地図
魔女が来たりてハーモニカを吹く(~_~)
北山へ行くと必ず事件が起きる(雪遊び、八丁平)。犠牲になった者は数知れず、いつしか我々の間では北山には魔物が住んでいると畏れおののくほどになった。

しかし毒には毒を、魔物には魔女を、もって征しようという目論見のもと、nanaさん、shimoozuさんという強力な魔女と北山の魔物との戦いは切って落とされた。



コース
京都府美山町自然文化村−知見(ちみ)知井坂(ちいざか)−八ヶ峰−五波峠−京都府美山町自然文化村

集合地点、京都府美山町自然文化村に総勢16名の北山オールスターズ+2名が集結した。seafrontsさん、るみさんのお見送りを背にオールスターズは魔物との戦場に向かった。
集合地点(9:20)


知見八原で車道は尽き、いよいよ魔物の懐へ飛び込む。取り付きは山道でも乗車可だ。しかしすぐ押し歩きになった。
魔物の懐へ(9:43)


舞台はかなり登った倒木ポイントに変わる。
バ○と何とかは高いところに・・・
これも北山の魔物のなせる技か?
バ○と何とかは・・・ やっぱ戻ろっと・・・ 懲りぬお人は、自転車も「えいやっ!」


舞台は深く掘れたシングルトラック。自転車はおろか一足分しか足の踏み場がない。
皆、自転車を斜めにするか自分が斜めになるかして進んでいく。私ゃMTBを後輪で直立させて進んだ。得意満面の私、
「It's a good idea!」
「バキッ!」
プラスチックガードが折れた(~_~) 
私だけでなく、UG兄さんもガードのだるまネジが飛んでしまった。魔の手はダンダン我々に迫ってきていた。
ガードが折れた(ToT)


知井坂の峠まで登り、八ヶ峰の大展望を楽しみに行った帰り、劇坂階段下りが次の舞台となった。
知井坂で魔物を挑発する私(11:13)


cancanさん提供?の写真 劇坂のうえに階段の段々で後輪がはねる。私ゃ前輪がパンクし、送電鉄塔で修理してたら、大黒屋さん、転倒の報。

さすが知井坂、むかし血坂と言っただけのことはある。口を開けて生け贄を待っていたようである。大黒屋さん、幸い口を少し擦りむいた程度とのこと。しかしこの怪談は怖いなあ。
大黒屋さん、転倒


峠まで戻り、手水鉢で昼食。魔女1号nanaさん特製のチャイ。ミルクティーにアルコールをぶちこんだようなもん。下りで度胸が付くそうな・・・・(--;)

ん?この山中に面妖な音!
「悪魔が来たりて笛を吹く」やない、「魔女が来たりてハモニカを吹く」や!
魔女2号shimoozuさん、かの陰陽師・安倍晴明(あべせいめい)のように悪霊退散の儀式を行っているようだ・・・
悪霊退散〜♪ .
ハモニカ動画1 ハモニカ動画2




その甲斐あってか、ダブルトラック下りの間はみな至福の時を過ごしていた。魔物もなりを潜めたかのようだ。しかし至福の時は次なる舞台へのプロローグに過ぎなかった。

五波峠への登り返しにかかったとたん、魔物はcancanさんに襲いかかった。目に見えぬ魔手がcancanさんを谷底へ突き落とそうとした。たまらず転けるcancanさん、林道に自転車を残し、自らは林道の崖下へ・・・

落ちなかったのは2人の魔女が魔力を少しでもガードしたせいであろうか。
cancanさん、危うく崖下へ・・・


cancanさん、ご提供?の写真 林道最高点で魔女2号、shimoozuさん、もう一度悪霊退散の儀式を行う。その妙なる調べと魔女達のおしゃべりと言ったら・・・

その後、被害を被った者はいなかった。
五波峠(14:35)

てなわけで、今回の北山・知井坂探検も無事?終わった。遊んでくれた皆さん、ありがとう。また遊びましょう。


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