キャンピングカー・トラブル記録

キャンピングカー・トラブル記録1  1999.11.2 更新 


95年7月  メインバッテリー昇天事件

納車後4日ほどで、ガス警報器が鳴り響く。ガス漏れなど全くしていない。
どうも冷蔵庫の電源が入りっぱなしでサブバッテリーが底をついたようだ。
ところがメインバッテリーまで昇天している。基本的に両バッテリー間は
ブレークしてあるはずなのに(--;)
仕方ないのでバッテリーケーブルをつないでみたが普通車用では細すぎてかからない。
→ 結局最後に三菱さんのお世話になった。
  それ以来ディーゼルトラック用のぶっといバッテリーケーブルは
  ナワ〜ルドんちの必需品になった。
またインバーターは標準装備のつもりでいたが
実はオプション部品であり、後付けした。

95年8月  頭突きと尻餅

奥美濃の林道を走行。高さ制限2.5mと表示があったのに気が付かずに走ったため
ダイバーシティアンテナが沿道の枝に引っかかって曲がってしまった。
→ 屋根に貼り付けるフィーダー線タイプに変更。
また路肩の空き地で方向転換をしかけて窪みに落ちて亀の子状態になりかけた。LSDを利用して
強引かつ一気に脱出したものの、LPガスボンベ入れになっている収納庫がへこんでしまった。
→ カリフォルニアドリームさんで叩き出して直してもらった

95年9月  オーバーヒート事件

御岳へ行く。かなりの山岳道路で途中オーバーヒート気味になる。エンジン下にラジエーター液のもれあり。
その場に止まっていたら直った。

95年10月  頭隠して尻隠さず

リア収納庫には鍵がかかるようになってい.る。ところがある日後続車がえらいパッシングをするなあと思っていたら
何と走っている最中にリアの収納庫が開いてしまった。こちらは尻丸出しにも気付かずに40kmも走ってしまった。
紛失物は長女のクラスの文集。仕方なしに家の近くまで来た道を戻りながら探したけれど失せモノ出てこず。
鍵がやぐいせいであった → セキソーさんへクレーム。出張修理に来てもらった。

95年11月  ドアミラーお辞儀事件

もともと右ドアーミラーはオリジナル位置では死角ができすぎるのでドリームさんで外側へ張り出して付けてもらった。
ところがその際に取り付け部が割れたのか高速を走ると風圧でミラーがお辞儀をしてしまうようになった。
→ クレーム交換した

96年1月  LPガス切れ

クレームではないがスキーキャンプをしていた時、もともとLPガスは2sボンベしか乗せてなかったので
寝ている間にガスが切れて寒い朝を迎えることがあった。
→ とりあえずはもう1つ2sボンベを積んで対応したが1本が切れるとスペアと入れ替えるために
  寒い戸外へ出なければならず、5sボンベの並行使用体制がとれるように改造をしてもらった。

96年5月  ホィールナット脱落事件

4月にスタッドレスからノーマルタイヤに変えたとき締めが緩いとは感じてはいた。
しかしそのあと定期点検に出したから大丈夫だと思っていた。ところが天橋立あたりを走っていたら
いやにフラフラしてくるではありませんか。車を止めてよく調べてみると前輪の5本ナットのうち2本が脱落。
しかも他のワッパも緩い緩い(--;)
→ 応急処置で全ナットをカチカチに締めて、点検したディーラーに脱落したナットを無償提供してもらった。
   そんなん、あったりまえだよねえ

96年6月  自業自得

燃料不足のまままま濁河温泉目指して登っていったら途中で燃料切れになった。
運良く通りかかった飯場の兄ちゃん達に軽油を分けてもらって脱出した。

96年8月  メインバッテリー昇天

夏場のことで冷蔵庫にはモノが満載。
しかし横浜の弟んちまで走ったので一昼夜くらいは大丈夫と思った。
しかし2晩目に念のためエンジンをかけたら簡単にかかったのだが他にキーが必要で無意識にエンジン切って
再始動しようとしたら昇天してしまった。弟の車からケーブルで始動。近所を走って充電した。

96年8月  風船発見

東北キャラバン中、水を満載すると無茶苦茶左に傾く。サスペンションがへたってきたのかと疑い、
交換も検討しながらセキソーさんに聞いてみると
「エアーサスペンションの空気圧は大丈夫ですか」
ときたもんだ。
「そんなの聞いてないよ〜(ToT)」
契約の時に強化しておきますとは言われたけど、皆さん垂涎のエアサスが入れてあったとは・・・・・・儲かった

96年8月  オーバーヒート PART2

蔵王を登ろうと蔵王温泉からいくばくも登らないウチに御岳のときと同じように臭い匂いとシューシューという異音。
オーバーヒートだ。ラジエーター液も盛大に漏れ落ちている。
→ その場は下のGSでラジエーター液を補充してもらって岐阜まで帰り着くことができた。
   後に三菱さんで修理。ラジエーターホースに穴が開いていたとのこと。
   先年の林道で亀の子状態に陥ったときに損傷したと思われる。

97年4月  庇とキッス

桜の吉野山へ出かけて山上でP泊し、朝登ってくる車と狭い山道で離合しながら下っていったわけだが、
ちょっと左へ寄りすぎたと思ったらガリガリと嫌な音。民家の庇に接触したようだ。
見るとサイドオーニングの歯車部分のカバーがぶっ飛んでいる(ToT)
→ 機能的には何の問題もないので白のペイントを塗ってごまかしてある。

97年10月  メインバッテリー再び昇天

夜っぴて岐阜から高崎郊外まで走りP泊、そののち1昼夜その場に置いて帰ってきたら昇天していた。
→  通りすがりの車を捕まえて電源車にする。
    P泊前に近くをうろうろしてエンジンをかけたり停めたりを繰り返したせいでは?

98年1月  メインバッテリーまたまた昇天

野沢温泉スキー場へ出かけたときのこと。
2日目の夕食を食べに温泉街へ走らせたが思ったところがなくて何度かエンジンのオンオフを繰り返した。
翌朝は野沢温泉ですらマイナス13度になった寒い朝。見事に昇天しました。スキー場から整備屋さんを呼んで
ケーブルによる始動をした。2時間ほどエンジンをかけっぱなしにしておいたら翌日はちゃんとかかった。

98年2月  再び自業自得

FCAMPの外飲外食さんとスキーがしたいってだけで前日夜勤にも関わらず
めいほうスキー場へとキャンピングカーを走らせた。GSもどっか開いているだろう・・・・・甘かった
まるで開いてなくてスキー場の坂まで来たのに急傾斜地点であえなく御陀仏。
スキー場のパトロール車に軽油を持ってきてもらい、何とかスキー場までたどり着いた。
しかし再始動させる際にまたもや他の電源の助けを借りる羽目になってしまった。

98年3月  メインバッテリーたびたび昇天

FCAMPのオフでも FCYCLO のオフでもところ構わず昇天するようになった。もういや!
見かねた識者からは当然のようにバッテリー交換のアドバイスを頂く。

98年4月  電源ケーブルブッチ切り事件

ところ構わず昇天するのでキャンピングカーも駐車中は当然のようにAC電源ケーブルは繋ぎっぱなし
にしておいた。ところがある日準備万端整って「さあ出発」って発進したら背後で「ブチッ」と嫌な音。
「しまった電源ケーブルはずすの忘れてた!」
哀れ、電源ケーブルはキャンピングカーから引きずり出されているし、
はずれたコネクターは駐車場に落ちている(~_~)試しに連結してみるとドッキングは
成功したけれど中の電気が付かないよー(ToT)
致し方ないのでバッテリー交換・配線チェックなどと一緒にドッグで点検してもらうことになった。
→ 調べてもらったらAC電源回線については故障や支障はなかった。

98年4月 とどめのドッグ入り

バッテリー交換と配線の点検・修理のため地元岐阜市の専門業者のところへドッグ入りさせた。
調査の結果、以下のようなことがわかった。
ジェネレーターからバッテリーへ行く配線の間にアイソレーターを入れてメインとサブに充電電流を振り分ける
のであるが、ウチのは配線が2本組になっているのだが、そのうち1本だけアイソレーターにつないで
後の1本は直接メインバッテリーへ繋げてあった。
2本組という並列配線なのでジェネレーターから抵抗のあるアイソレーター側へは電気が流れず
サブバッテリーへは走行充電されていなかったと思われる。またメインバッテリーへも配線1本分しか
走行充電しなかったと思われる。
またサブバッテリーは外部電源からの充電しているのと、アイソレーターを介してメインバッテリーの
電気も使っていたので上がることはなかった。
それに引き替えメインバッテリーは配線1本だけで充電され、おまけにP泊中はサブバッテリーと共同で
後ろの電気需要に対応していたので大電流の必要なエンジンスタート時にメインバッテリー昇天という事態を
引き起こした訳である。
★改善
2本組の配線両方ともアイソレーターへ接続し、セルモーター用にメインバッテリーから配線を作った。
★レベルアップ
ビジュアル的にバッテリーチェックができてなかったのでVメーターをつけてもらった。_
メインとサブの回路はブレークしているはず・・・
キャンピングカーの常識と思われることだがそれが繋がっていた。
まさかそんな筈はということがあったわけで積年の疑惑が明らかにされてホッとした。
またその反面、もっと早く対処できた筈という反省も当然あるわけで複雑でんなあ。
皆さんも初期不良には素早く対処しましょう。

98年8月 サブバッテリー危機一髪

メインとサブを切り離してからは快調であったが、中部でんでん乗鞍オフにて1WAY冷蔵庫をかけた状態で
電気炊飯器を使用したところ、見事に電圧低下チェックの警報が鳴り響いた(10.5V以下)。
サブバッテリーだけだと他愛もなく上がるものだと再認識した。
それとアイドリングでは充電はほとんどできないことも実感した。これもVメーターでチェックができるおかげだ(^^;)

99年1月 5kgガスボンベの寿命

飛騨流葉スキー場でP泊していたらFFガスヒーターが消え、ボイラーも着火後すぐ動作不良になったので
ガスレンジで試したところ、やはりガス切れであった。
2kgボンベも積んでいたが夏場も使っていたので5kgボンベの充填をしようと高山市内の充填所に
行くとボンベの使用期限切れのため検査(2・3週間かかる)を受けないとダメとのこと。
仕方ないので地元岐阜市で検査に出してついでに充填してもらった。
5kgボンベについてはいつも頼むところよりは安かったので後日2kgボンベの充填に行くと
今度はバカ高い(@_@) 
「5kgのときと計算が合わん」と文句をつけると
「2kgでは手間がかかる」と切り返しやがった。
2kgボンベはいつものところの方が安いので従来通りにして5kgボンベだけこの充填所に
出してみようと思う。今度金額が違ってたら「責任者出せ」と怒鳴ってやろう。


99年7月 2度目の車検&ドッグ入り

納車以来またたくまに4年が過ぎ、2度目の車検になった。
車検そのものはどうってことはないが、ついでに具合の悪い所を直してもらった。
雨漏り修理
雨天時、トイレの換気扇部分から雨漏りがしていた。調べてみると雨漏りでライトの配線にも
錆が来ていたようだ。屋根の該当個所にコーキングを施して修理した。
ヘッドランプ取り替え
もともとがトラックなのでお目目ちゃんが暗いのは仕方がないかもしれないが尋ねてみると
昔ながらのシールドビームライトであったそうでハロゲンライトにすらなっていなかったので
ボッシュのハロゲンライトと交換した。


99年8月 「石との遭遇」 乗鞍でオートマ全損、またドッグ

ニフティのFCAMPで乗鞍高原へ向かった時、奈川渡ダム一歩手前付近で夜間通行止めの
規制に阻まれて上高地乗鞍スーパー林道を通らされた。そしたら落石が道の真ん中に・・・・
先頭車は石をよけていったけれど私の前の4WD車は石を跨いでいってしまったので
私も真似して跨いだらガツンガツンと腹をぶつけてしまった。
その後変な兆候は少なかったが2日目の帰りに野麦峠を下りる頃からオートマが不調になった。
空回り時間が長くなっていくようで騙し騙し岐阜まで辿り着いた。
早速ディーラーにドッグ入りしてみると予想どおりオートマが逝かれていた。
ベース車は生産中止になったデリカトラックだしトラックのオートマ自体、玉が少なく
中古品・リビルド品は探しても殆どない。おまけに8月末には北海道行きを予定しているので
先々のことも考えて新品と換装することにした。で気になるお値段はブツだけで40万円ちょっと。
油や工作料も含めると45万円ほどの予定だそうで、とーっても痛い(;_;)
しかし逝かせた原因は落石を横着して跨いだせいで自業自得なので、同情の余地なし。
それとディーラードッグまで運ぶ際、500mも行かないウチに動けなくなったそうで、
それこそ文字通り曳航(牽引)されてドッグ入りしたとのことで乗鞍高原から良く戻って
来られたなあとヒヤーッとした。



月ヶ瀬で マフラー破損し 童仙房(ToT)

インターネット掲示板仲間と京都・滋賀・三重県境の
童仙房(ドウセンボウ)付近を自転車で走った。
その帰り道、月ヶ瀬の辺りでカラカラ、シャリシャリと何か
引っ掻くような音がする。
急遽止まって確認するとマフラーがさび付いて穴だらけになり
途中で折れてそれを引きずっているのであった。
そのままにもしておけないのでスパナで殴ったり、プライヤーで
しばき倒したりして切断した。
そのままでも走行には支障はないし音もうるさくないので
放置してあるが早いウチに修理が必要であろう。
行きはよいよい帰りは恐い、
中学生殺人事件のあった月ヶ瀬付近だったし
あやうく童仙房(とおせんぼ)を食らうところであった。

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