2006/12/23(土) 長良公園ライトアップ

岐阜市長良公園で今年も年末・年始のライトアップが始まった

今回は20時30分頃にかなりのライトが消えたので「もう、終わり?」って思ったら
「みんなでカウントダウン!」
という催しらしく、ほんとに10・9・8・・・ってカウントダウンしていき、パッと一斉に点灯した。それはそれでけっこう感動的で面白かった。


2006/12/22(金) こよみのよぶね

冬至の今夜、岐阜市の長良川河畔一帯で「こよみのよぶね」というイベントが行われた。

これは岐阜市出身の美術アーティスト日比野克彦氏が監修・製作した1月から12月までの数字を行灯にして川に浮かべるという催しであった。

お昼に出勤途上、鵜飼観覧船乗り場に数字の行灯を付けた船が集結していた。夏の川祭りに出る提灯船は普通の川舟だから、そういう姿を想像してたら、屋形船に装着してあったのでビックリした。これは珍しいと早速携帯でパチリ。

本番は夜。私は勤務中だったので妻が見に行った。川面いっぱいに12隻の船が順番に行き交う。冬至の夜に行く年、来る年を感じさせてそれは幻想的な光景だった。

また川岸の何ヶ所かに札所?が設けられ、それぞれの月の船が着くと該当月のカレンダーがもらえるという趣向になっていた。しかしカレンダーが限定1000枚なので見に行った人はその札所に並んでカレンダーをもらうのに忙しかったらしい。

うち?もちろんゲットしましたがな(^^;)

お昼の状態 夜の運行


2006/12/18(月) 鯨の竜田揚げ

今日、勤務先の食事は昔懐かしい鯨の竜田揚げだった。
鯨の竜田揚げといえば、昭和30年代の学校給食では定番料理だった。ぷんと匂う独特の臭みが嫌いだという同級生も多かったが、私はけっこう好きだった。

世界的な捕獲制限によって鯨料理が出なくなって久しい。私が大人になってから食べた経験は和歌山県太地で
尾の刺身を食べたこととか、高知桂浜で鯨のたたきを食べたことくらいだ。山口県青海島のくじら資料館でも鯨肉はあったが、さすがに鯨の胎児の前で口にしたくはなかった(^^;)

鯨の竜田揚げを今の料理にたとえるなら鶏の唐揚げといったところか?よってくどさもけっこうある。だから今日の料理にはポン酢のようなたれがかかっていた。そういえば桂浜で食べたたたきも同じようなたれがかかっていた。

給食で出た頃にはそのまんまバリバリ食べてたけどなあ(^^ゞ

鯨のたたき
鯨の竜田揚げ


2006/12/4(月) 銀行でアイロン!

今日は銀行でアイロンがけをした。

毎日営業店から本部へは、色々なブツがメールカーで集められて来る。しかし今日はその1台が交通事故で遅れて到着した。事故に遭ったメールカーは水路に落ちたのだそうだ。

届いたメール袋は
びしょ濡れである。中味を出してみると小切手・手形も伝票もベタベタにくっついてしまっている。
「どうしよう(ー_ー)」

そのとき先輩から聞いたむかし話を思い出した。むかしの機械は始終小切手・手形を巻き込んでいたらしく
「小切手・手形がクシャクシャになったときにはアイロンをかけたんだ」という。探してみると、アイロン台はどこかに行ってしまったが、アイロンは健在であった。

アイロン台替わりに段ボール箱を敷き、濡れ濡れの小切手・手形や伝票にアイロンをかけてみた。
ジュッ!と音を立てながらみるみる乾いていった v(^^)

他の階では
ドライヤーをかけた所もあったようだが、うちのアイロンがけが一番強力だったようだ。


2006/11/4(土) 扉で指挟む

中指にケガをした。
金庫の中扉を開けるときに格子戸を持ったまま挟んでしまったのだ。
「痛っ!」あわてて指を見ると手のひら側・第1関節のところがパカッと切れている。血もタラーッと出てきた。消毒して血止めだと思い、消毒液をふりかけ、ティッシュでふいても血が止まらなかったので、そのまま傷テープを巻いた。テープのガーゼ部分は見る見る赤くなったが、血は止まった。念のため夕方、整形外科に見せに行った。レントゲンの結果、予想通りたいしたことはなかった。これが11月1日の話。

次の日の2日(木)は病院が午前だけだったので、勤務中に包帯の巻き直しに出かけた。メチャ混みが定番の整形外科は終了直前に行くと待ち時間が短い。そこで11時45分に病院に行った。ところが座るところもないくらいに混んでいる。こんなの初めてだ。仕方ないのでそのまま待った。12時30分頃、携帯に勤務先からメールが来てるのに気付いた。
「事故発生」
「え?」

着信履歴もメチャメチャある。音声オフにしてたので気が付かなかったようだ。あわてて電話してみると、ウチの責任ではないけれど事故が起きていた。電話で相談・指示をし、こちらの現状を連絡して電話を切った。

12時45分頃やっと呼ばれ、包帯を替え、先生と二言三言言葉をかわした。ここの先生は私の同級生だ。しかもバレーボール全日本のチームドクターなので、試合がある時は特に忙しく、今日は珍しく病院にいる日だった。勤務先に戻ると、事故処理が続いていた。急いで目鼻を付けて時間ギリギリに勤務先の食堂に行った。この日は午前も午後も別の事故が起きたし、トラブル続きだった。

今日4日、整形へ同じように11時50分に行った。今日はスムーズに人が減っていく。12時10分にもう呼ばれた(゚o゚) あまりの早さに拍子抜けし、看護婦さんと2日の混み具合を話した。やはりとてつもなく混んでいたそうである。やっぱ院長が診察する日は混んでいることが多い。今回は全日本に帯同してるので余計混んだのだろう。

それにしても、今日の代診の先生、傷を見るなり
「ふん」って顔してた。こっちもその程度の認識(大したケガじゃない)しかないのだから、「もう来なくていい」って言ってくれないかなあ(ー_ー)


2006/10/18(水) 銀婚式?

うちの場合、夫婦の誕生日が近いこともあって結婚記念日は冷遇されている。

今年も夜中の1時、寝る頃になって初めて私が気が付いた。
「きょう結婚記念日ちゃう?」
「あ、そうやわ」

「何年になる?」

「25年」

「え〜と、何やったかなあ?」

眠くなってそのまま寝た(ー_ー)

朝起きて銀婚式らしいなと思い、今から何か行事を組むのも無理があるし、皆が揃う日などと言ってるといつになるかわかんない。今日なら子供もひとり帰ってきてるので、手っ取り早く応答日の本日に真似事をやっちゃおうということになった。

で、私はなんべんか行ってるけれど、女房が行ったことのない満月(ラ・ルーナ・ピエーナ)に行くことにした。今日は仕事があるのでお昼
(ランチ)には行けない。夜は当然高くなるけれど、セレモニーだから少々のことは仕方ない(^^;)

それぞれの仕事も終わり、やっと会食の席についた・・・
昼はテーブルフラワーだったのが、夜はクリスタルカップにキャンドルになった。ランチに較べるとディナーは前菜が1皿、パスタが1皿多くなり、パスタからメイン料理・デザートまで色々とセレクションできるようだ。

前菜2皿・パスタ2皿・パン・メインディッシュと進み、デザートが出る頃、突然ケーキがやってきた。予約する際、聞かれたので結婚記念日と言っておいたらしく、小ぶりなケーキのプレゼント?だった。そして記念のポラロイド写真も撮ってくれた。

うーん、やっぱガーデンウェディングを仕切ってるだけあってやることがキザやわ!行って良かった\(^O^)/


2006/10/16(月) パンクの犯人

先週、山口に遠征したとき、初日にパンク。2日置いて4日目・5日目にもパンクした。ただしスローパンクだったので開けてみるとチューブに微かに穴が開いていた。4日目など3箇所も開いていた。どれもタイヤに刺さった物は見つからなかったのでおそらく栗のイガだろうと思った。この自転車を作った年にタイヤに刺さったイガでパンクしたことがあったからだ。

当時とタイヤは替えているし、今回はイガは見つからなかったのでイマイチ不思議だった。この日曜日に御鮨街道の愛知県側の探索に行って帰ってきたら、またパンクした。走っているうちは気が付かなかったほどのスローパンクだった。

今回は旅先ではないのでタイヤも外し、裏返してジックリと確かめてみた。
すると小さく光るトゲ発見!こいつが抜けずに毎度毎度ワルサをしていたのだな(--;) 抜こうとしたら小さすぎて抜けないでやんの。タイヤの表側を見ると茶色の頭だけ見えてる。表から画鋲で押して何とか抜けた。やっぱこいつは栗のイガイガイ考えられない。今回は路傍に落ちていた栗で栗ご飯を何度かしたほど大量にあったから仕方ないのかもしれない(^^;)

まったく、イガいな犯人にビッ栗である。

タイヤに刺さったトゲ 表側はやっぱイガの色や!


2006/9/11(月) 振り込め詐欺?

今日は米同時テロ丸5年である。また明日は長良川の堤防が決壊した「9・12水害」から丸30年である。そんなところに一本の電話がかかってきた。

「○○やけど」
息子の名前である
「大学の階段で人を突き飛ばしてしまって・・・」
少し涙ぐんだ声だ。
ハスキーで似てるけれど、少し声が違う。

「大学はどこや?」
試しに聞いてやると
「○○大学」
合うてるわ(--;) 調べたのかなぁ?

でもなあ、あのええ格好しいのにいちゃんが、人を突き飛ばしたくらいで電話してくるかぁ?自分の恥は親に内緒にしたがるのが普通やのに、就職の内定も決まってるようなジンが、こんな情けない電話してくるはずないわ?
決まった。やっぱりウソや。

「あんた、声がちゃうわ!」
ガシャンと電話を切ってやった。
ホントはもう少し相手をしてやりたかったけど、もう出社しなくちゃいかんからな(--;)
惜しいなあ。
何で14時なんてド忙しい時間に電話してくるんや!

出勤しながら念のため息子に電話した。かからなかったので家族全員にメールした。あ、そうか!

振り込めって指示は銀行などが閉まる間際に電話があるからひっかかるんや!

歩きながら妙に納得。そこへ妻から返信。
「北海道に行ってるがね」
電話がかかったときには忘れていたけど、そうだよなぁ、
北海道を旅行してるやつが大学になんかいないよなあ。

会社へ行って上司に報告した。
「警察に報せたか?いつもの口座に入れとくって言って口座番号を聞き出せば良かったのに」
などと無理を言う。
やめてよ。出勤間際のバタバタのときにそんなヒマないよ。
でももう少し手口を聞いてみたかった気もする。

ウチにもかかってきたくらいだから、ご覧になってる皆さんも気を付けてくださいね。

PS.
夜になって息子から
「おいしいネタやから誇張して書いてやったら」
って返事が来ました。でも誇張はイッサイありません。


2006/8/26(土) 裏金問題の落としどころ

まだまだ続いている岐阜県の裏金問題。
弁護士でつくる第3者機関
「プール資金問題検討委員会」による検証・調査が近くまとまり公表されるそうだ。

昨日(25日)、全国的に裏金が問題化した95年頃をさして
「当時ならば『440(億円)分の4(億円)』だったのが」十年遅れた今『4(億円)分の4(億円)』になってしまった」
古田肇知事は県庁を訪れた本巣市の林業グループに話したそうだ。

言わんこっちゃない。当時みんなで渡っておれば、日本全国では1/110で済んだものが、1/1つまり日本中から集中砲火を浴びる結果になってしまったわけだ。8月8日の日誌に書いたとおりじゃん。

で、この「プール資金問題検討委員会」ってのがどんな提言をするのかが今のところ注目されてるわけなんだけど、悪いことをやった以上、当然処分は免れない。しかしそれが現職員だけが対象になるんなら絶対におかしい。最初に始めた者が最も悪い。でもそれ以上に全国的に問題化したときにシカトした当時の在職者が一番タチの悪い奴らだ。正常化できるチャンスをふいにし、尻拭いもせずに後輩にツケを回した無責任者たちだからである。

よって処分をするなら、
当時他県が処分した内容に準じて当時の役職員に処分を科すのが最も納得できる方法である!

地方公務員法ではOBに実質的な処分はできないというが、そんなことを許していると何でも逃げ得になってしまう。税金を食い物にした奴らが、現役にだけ負担を課し、自分たちはのうのうと年金暮らしをしていいと思っているのか?そんな奴らは年金停止にしてしまえ。

ついでに言う。
岐阜市役所も産廃問題が片づいていないんだぞ。当時の担当者をさっさと処分したらどうなんだ!


2006/8/21(月) ハンカチの王子さま

夏の甲子園の決勝戦、引き分け再試合は、
私の予言(希望)どおり、早実の優勝だった。

今回の甲子園は早実の戦いぶりを特に注目していた。大阪桐蔭戦でも斉藤投手は「形から入る日本人」の逆で、帽子のヒサシなんか気にもせず、相手に集中していた。そして、エラーも少なかった。決勝戦でも早実の固い守りに対し、駒苫は守備にムラがあった。その証拠に駒苫の得点は全てホームランだった。

その斉藤君は顔に吹き出る汗をぬぐうのに、尻ポケットから小さなハンカチを出して吹いている。アンダーシャツでぬぐうのはお馴染みだし、ふつうはもっと大きいタオルで拭く。150球を越えても涼しい顔で140km台のストレートを投げる剛腕投手に小さなハンカチという爽やかさ。これに女性はグラッと来るのだろう。ニュースでインタビューを受けていた初老のおばさまが
「ハンカチの王子さま」と言ったのには思わず笑ってしまった(^^;)

また、その早実に負けてしまったけれど、途中までは善戦した初出場・鹿児島工高の今吉くんは、ズングリムックリの坊主頭。 腰を疲労骨折したので、1試合に1回代打でしか出られへんらしい。それでも打席に立てば高見盛ばりの気迫でピッチャーに向かって行く。円陣を組めば彼の頭にみんなが手を乗せ、ピンチのときも彼の頭はみんなの手の下。
鹿児島工高のお守りみたいな存在だったし、負けてもみんなニコニコしていてとても爽やかだった。

今年の甲子園で心に残ったのはこのふたりかな?


2006/8/20(日) 甲子園引き分け再試合

夏の甲子園、今年の決勝は史上2校目の夏3連覇に挑む駒大苫小牧と、夏では初めての優勝を目指す早稲田実業との決勝戦になった。決勝は今までの打撃戦がウソのように両校とも息詰まる投手戦で、1−1のまま延長15回引き分け再試合になった。

決勝での引き分け再試合は1969年に松山商(愛媛)と後に三沢(青森)の延長18回0―0(再試合は松山商が4―2)以来、37年ぶり2度目である。このときの三沢のエースが後に近鉄バッファローズに入って活躍した太田である。37年前も私はTV中継を見ていたから決勝戦の引き分け再試合には特に感慨が深い。

両校を見てみると、早実の斉藤投手の方が安定度が高い。200球以上投げてもビクともしないタフさもある。野球の質を見ても、駒苫が打力優位のチームであるのに対し、早実は守り中心だ。今季セリーグの優勝を目指して、ひた進んでいる中日ドラゴンズもオーソドックスに守り勝つ野球であるので、大味な
駒苫より早実の野球の方が好きだ。駒苫も甲子園2連覇すれば、もう充分だろう。

それに私ゃ学生時代に早稲田のサイクリングクラブと
毎年交換会をやっている義理もあるから、絶対早実に勝って欲しい

早実は今春の選抜大会2回戦の関西(岡山)戦でも延長15回7―7(再試合は早実が4―3)で引き分けており、春夏連続での再試合である。常識的には早実の斉藤投手の方が球数を投げていて、不利に見えるが、春の引き分け再試合の経験もあるし、タフさ加減からも早実有利と言っておこう(^^;)



2006/8/17(木) 靖国神社

イタチの最後っ屁のように変人コイズミが敗戦記念日に靖国神社に参拝をした。

「いつ参拝しても批判されるなら、公約どおり8月15日に行ってやる」
乞食国家の中韓に言われて止めるよりはよっぽど良い。ただ田中角栄がやった日中国交正常化のときに、中国首脳が言った、
先の戦争は日本の一部の者が行なったものであり、大多数の国民には責任がないという論理は考えものだ。

もとより国家の行動すべてに国民の責任がないというわけがない。そんな
政治家や指導者を支持した国民にも責任は当然のようにある。しかし、実際に現場で仕事していくのは公務員であり、職業軍人であって、大多数の国民はそういうお上のやることには、たいてい逆らえないのである。

そして、公務員や職業軍人が犯したミスの結果は税負担とか空爆という形で国民に回ってくる。そのくせ自分たちは
ふつうに仕事しただけで褒賞されるし、戦死でもすれば英霊として靖国神社に顕彰される。同じように原爆や空襲で亡くなった国民が何もしてもらえないのに較べると天と地ほどの差がある。それほど待遇に差があるのに責任まで持ってこられたらかなわないなあ。って正直思う。靖国神社を国民の慰霊施設と位置づけたいならば無名戦没者も神にしなければウソである。

また、過去の歴史をひもとくと、国内でも戦の敗者は命までは取られなくてもそれなりの責任は取らされている。徳川十五代将軍・慶喜は公職から追放されているし、承久の変(乱)の後鳥羽上皇は隠岐に流された。よって太平洋戦争の最高責任者・
昭和天皇も責任をとって退位するくらいはしてもバチは当たらなかっただろう。

そういう責任の取り方をしないものだから、日本は無責任社会になったと言っては言い過ぎだろうか?
あっ、もともと天皇家って責任取らないところだよね。後白河さんとか後醍醐さんとか・・・


2006/8/12(土) 形から入る日本人

夏の甲子園、早実vs大阪桐蔭の試合を見ていて、スゴーク気になったことがある。それは野球帽のヒサシを丸くしていることだ。見てるとみんなそういう形にしていて、大阪桐蔭の投手なんか捕手から返球を受けるたびに、帽子に手をやって丸めるのに一生懸命になっていた。あまりやるので見ていても見苦しい。そのせいか出る投手、出る投手、フォワボールとか暴投を連発して負けちゃった(--;)

前々から気がついていたけれど、いつの頃からか若い選手を中心にあんなヒサシのカッコになってきた。でも夜になって見たセリーグの首位攻防戦、中日vs阪神で中日の山本昌広投手はオーソドックスな真っ平らなヒサシだった。それに対して中日の福留とか阪神の鳥谷(^^;)など若い選手はみな鳥のクチバシみたいなヒサシにしている。

しかし、あれって何かメリットあるのかなあ?単なる流行みたいに思える。ああいう形というと、モンベルのバードビルキャップとかレインウェアのバードビルデザインが思い浮かぶ。あの形にすることで
目に雨がかからないようにするわけだな。ほかに考えられるのは顔つきや顔色を相手から隠して威圧感を増すってのがあるかもしれない(^^;)

しかし、雨が降ってないときなど、あの形状は
視界を狭くする。私ら自転車乗りにとって視界の狭さは致命的だ。いや、野球でもボールを見落としたりはしないのだろうか?人ごとながら心配だ。でも大方の若い子たちはそんなこと考えてないと思う。単にカッコいい(と思って)やってるんだろう。でも試合中にヒサシを丸めることばっかり気にして肝心のプレーがおろそかになってたらなんにもならない。大阪桐蔭は試合が終わるまで4人も投手をつぎこみ、2人目(1人目は見てなかった)以降はヒサシを丸めることにキュウキュウとして全部で11点も取られて負けた。

よく
日本人は形から入るという。カッコだけは一人前とか・・・こんなところにも日本人らしいところが出てるようだ。でも少なくともプロなみになってきたら、その本質くらい理解してほしいと思う。

いや、そうじゃない。本当はこうなんだって知ってる人がいたらゼヒ教えて欲しい。


2006/8/8(火) 県の裏金

岐阜県の最大4億に登った裏金問題。
発覚したタイミングがじつに良かった。7月5日の朝、地元新聞がこの問題をすっぱ抜いたのであるが、7月5日といえば北朝鮮がミサイルを発射した日。世間はミサイル騒ぎにかまけていたし、私も推移を見守りながらも、話題として取り上げるのに1ヶ月もかかってしまった。

95年の「官官接待」あたりから96年にかけて全国20都道府県で公金の不正支出、流用が表面化した。岐阜県もそのとき
右へ習えしてしまったら良かったのだ。悪いことには違いないけど、いさぎよく、みんなで渡られば怖くなかったのだ。それを自分だけいい子ぶってか、それとも知らんぷりして甘い汁を吸い続けていたかったからかわかんないけど、ほおかむりして監査が入らない職員組合関係の口座に移し替えちゃったんだな。しかも出納当局の指示だっていうから悪質だよね。

中には処理に困って
500万円くらい焼いちゃった人もいるそうな。なんともったいない。焼くくらいなら俺にくれい!

そして今日は真打ち、前岐阜県知事・梶原氏の登場だ。しかぁし、当時のナンバー2(副知事)森元恒雄参議院議員の言うことと食い違ってるじゃなぁい。せいぜい頑張ってくれたまえ。

しかし、元々プールした金なんて使う必要のない銭。そんなんが残ってしまった以上、困った所に回すのが一番。産廃問題でアップアップしている
岐阜市の産廃処理費用に投入するとか、県に買い取りを断られた岐阜駅前の郵政ビル「ぱるるプラザ」を買うとかしてやってくれい。

でも、それと県のお偉方や職員の責任問題とは別もの。結局自分たちの飲み食いにも使っちゃったんでしょ?
公金横領だわな。岐阜市の産廃問題のときにも書いたけど、責任所在が明確にならないなら、県職の30才台以上とOBに、それぞれ平均給与3ヶ月分程度は返上させろ。そしてその分減税してみろい。それで済みゃ安いもんだわ。

もし、またほおかむりでもした日にゃあ
「来年の自動車税払ってやんないぞ」
って中高年がいっぱいいるよ。俺の周りには。


2006/8/3(木) 日本の恥

浪速のチンピラ・亀田興毅が、世界戦を行なった。

亀田は今回も今まで通り、試合前に醜い挑発をやった。態度がでかいというか、
しつけが悪いガキって感じなんだけど、いままでと違ったのは相手が次の日にお返しをしたことだ。計量中の亀田におしゃぶりと紙おむつを手渡そうとしたんだな。つまり亀田なんて赤ん坊なみってことだね。言い得て妙。溜飲が下がった思いだった。

試合はニュースで見たけど、1R亀田いきなりのダウン。やっぱ実力ないと思ったわ。ところが持ち直して手数だけで判定まで持ち込み、大方の予想を外し、判定勝ちしてしまった。読売系などでも報道されてるけど、絶対に亀田の負けだ。
これって
八百長じゃない?今回の試合はサッカーでいうアウェイにあたるけど、この判定は酷すぎる。絶対審判が買収されてると思う。亀田ファミリーだけでも恥ずかしいのに、審判やテレビ局まで抱き込んでの八百長ショーは絶対に日本の恥だ。ランダエタもいい贈り物をしたよ。みんなこれからはパンパース亀田って呼ぼうぜ!


2006/7/28(金) 馬鹿親

最近、ちまたには馬鹿親が増えている。

今日車で帰宅する途中、前を行く車が一方通行の狭い道のど真ん中で停まった。そこは角っこに八百屋がある交差点だった。見通しも良くないので一時停止かと思ったら、後席のドアが開き、両側から母子が下りた。場所を考えろよなあ(゚o゚) 
交差点だぞー!しかもど真ん中(--;)

私が運転してたら、ドアが開いた時点で
即クラクションだっ!でも妻の運転なので、呆れながらもおとなしく待っていた。車を下りたら後ろを見るだろうと思ってね。ところが、その母子はお互いを見てるだけぇ。後ろでイライラしてるのに。妻は「危ないね」とつぶやきながら車を動かそうとするので、「鳴らさなダメっ」って私が助手席から手を伸ばしてクラクションを鳴らしてやった。彼らは鳴らして初めてコチラに気が付いた様子。予想どおりだ。

マウンテンバイクで山道を走ってるときなどはベルを鳴らさず、「ごめんなさい、通して下さぁい」って声をかけたり、自転車を降りたりするのが、ハイカーと共存する方法である。しかし町中では通用しない。声をかけても気が付いてもらえないし、そのまま脇を通ると
「危ないねえ!なんでベルを鳴らさないの!」って、かえって叱られてしまうのだ

だから、今回もクラクションを鳴らさなかったら、自分たちの
マナー違反や、子供の安全および保護責任義務違反を棚に上げて「なんでクラクションを鳴らさないの!」って言うに決まっている。だって交差点のど真ん中で乗り降りする連中だぜ。ジコチューに決まってるじゃん。車はボルボのステーションワゴン。自分たちのライフスタイルに酔ってるのがミエミエだしね。

こんな馬鹿親に育てられれば、子供も馬鹿になるわな。
馬鹿の再生産。でも人の迷惑になることは目をつむらずにアピールした方がいい。みんなぁ、少しは世の中の厳しさを教えてやろうぜ。


2006/7/25(火) 夕張に日は落ちて

財政破たん
した夕張市が、今秋にも財政再建団体の指定申請を行うという。

夕張といえば昔は炭坑の町。そして夕張メロン。映画祭や名作「幸せの黄色いハンカチ」などで有名である。自転車ネタとしては、三菱石炭鉱業大夕張鉄道の廃線跡に作ったサイクリングロードとサイクリングターミナル「黄色いリボン」が嬉しい。このサイクリングロードなどは廃鉄のバイブル「鉄道廃線跡を歩く」の第1巻の幕開けとして故宮崎俊三氏が「夕張鉄道を歩く」を載せているくらいだ(^^;)

しかし、炭坑の閉山から急激に人口が減ったため、観光を主眼としてテーマパーク、スキー場の開設、映画祭などのイベントの開催、企業誘致などを図ったが、全て空回り。借り入れによる過大な投資や放漫な経営、地方交付税の緊縮化などが市政を圧迫した末の出来事である。民間の粉飾決算にあたる不適切な決算もしていたらしい。

夕張市では市長・幹部・職員の給料削減を提案とか行うらしい。当然のことである。民間だったら、そんな面々は
リストラされてもおかしくない。また元々そういう路線に走った前市長(故人)や旧幹部職員からも退職金などの返納を求めねばウソだろう。またそんな路線を支持した市民も何らかの痛み(サービス低下)は当然受けるべきである。

しかし、そういう所もある反面、我が県などは
億にも上る裏金があるそうだ。可愛そうだから寄付してやりなよ。と言いたいところだが、我が岐阜市も産廃問題が片づいてないから処理費用に欲しいくらいだ。

それにしても地方公共団体が発行する地方債の利率が長期金利の上昇や地公体の信用不安により倍増しているそうだ。特に悪いのは予想通り北海道と大阪府に大阪市だそうだ。


2006/7/16(日) チャリはやめて!

私が住んでる岐阜市、産廃問題や先の衆院選など何かと全国ニュースのネタになっている。その岐阜市で愛知万博で使用した
自転車タクシーを譲り受け、長良川河畔・岐阜公園周辺で実験運行5月から始めている

自転車タクシーも長良川河畔・岐阜公園周辺で運行することも、大賛成である。乗鞍スカイラインや上高地のように自動車の進入規制をし、レトロとか秘境的なムードを作り上げた方がブランド力が上がるからである。

しかし、岐阜市などで作っている自転車タクシー活用実証実験実行委員会では同タクシーの名称を決める投票を実施しているという。その候補とは・・・
1.エコ・カーゴ
2.エコ・チャリ
3.チャリ・タク
4.好きな名前
だそうだ。

あほかぁ!
1番目のエコ・カーゴってなに?えすかるごみたいな形だから?いやエスカルゴってネーミングは日産にあったし、ファンカーゴはトヨタにあったな。エコはエコロジーってのもわかるけど、cargoって貨物とか積み荷のことでしょ。人を乗せるタクシーを表現するには不適切だよね。

2番目エコ・チャリ
また、エコを出してくるぅ。だいたいエコロジーって唱いたいなら、
あの辺り一帯全て車禁止にしなさいよぉ。長良橋も車禁止くらいにして初めてエコって唱わないと看板に偽りありだよな。路面電車の軌道敷を外したくて仕方がない岐阜市にエコは似合わないよ 。

3番目チャリ・タク
2番目と3番目の
チャリって言葉に私はNG!
チャリの元となった
『ちゃりんこ』で辞書を引くと『1.子供が自転車や小型オートバイを呼ぶ俗称 2.子供のすり』とある。つまり小さいことを表す言葉で、盗人も含まれることから、私ども中年以上の趣味的自転車人(サイクリストと称しているが)には蔑称として拒否反応が強い。元は関西方面の言葉らしいが、ママチャリで市民権を得てしまい、現在は歯がみする状況にある。

何が嬉しくて小さいことを強調するのか?だったら
リトルミニプチではいかんのか?だいたいあの形状のどこが小さいんだろう?それに英語でbicycleは自転車、仏語・独語だったらVelo。よってBikeは自転車のことで、日本でバイクって言ってんのはMotar CycleまたはAuto bicycle、略してオートバイ。よってバイクっと言ったら自転車なのだったらなのだ。

そこで4.の対案。
上の伝でいくとバイクタクシー。略してバイタクがいいけれど、そこまで市民権を得てないし、オートバイ愛好者から拒否権を発動されかねない(~_~)。
自転車タクシーを検索すると、日本の古い自転車タクシーは輪タクと呼ばれていた。シクロも格好よくていいけれど、シクロクロスという競技があったりしてリトルまずい。となるとお隣の名古屋市京都市で採用されている
ベロタクシー。略してベロタク。車輪の小さい自転車をミニベロって言うし、そのまんまだし、こいつが一番なんじゃないの?

とにかく県都岐阜市が
盗人のタクシーを運行しててはまずいよね。それよりもたった2台しかないのに愛称なんかいらない。スローライフを推進したいなら、まず自転車が走りにくい長良橋北詰を改善すべし。自転車ですら走りにくいのにあのでかい輪タクなんか走れっこないよ(ー_ー)


2006/7/15(土) テレビねた

なにげにテレビを見ていたらNHK教育放送で「あいのて」っのをやってた。人気番組「おかあさんといっしょ」の傍系番組みたいだ。

ルリアとエイという姉妹
(きれいなおねえさんと可愛い女の子)が暮らす部屋に、不思議な3人組(米米クラブのバックダンサーみたいなおっさんたち)がやってきて、音であそびだす。二人も引きこまれ、身の回りの音に“あいのて”を入れることで「音楽」が生まれていく

まずは
「カラダ・ディスコ」、身体をたたいて音を出す。マッスルミュージカルみたいで楽しい。次は「ペットボトル・メモリー」、ペットボトルもたたき方や大きさなどで音が違う。低音から高音までサンバのようなリズムがグッド。「イシ・テクノ」は石をたたいて音を出す。同じ石でも持ってる手の平の窪ませ方で音程が変わる。パーカッション系の音が素晴らしかった。

この可愛い女の子のエイちゃん役。どっかで出ていたなあと気になった。ナカナカわからずサンザン考えて気が付いた。
実写版「チビまる子ちゃん」でまる子役をやった子役だ。森迫永依(もりさこ えい)って子で調べてみると「功名が辻」の山内一豊の娘よね役にもなってる(゚o゚) どおりでどっかで見たことがあるはずだ。売れっ子だね、こりゃ!


お昼の芸能ニュースを見ていたら
「忌野清志郎が喉頭ガン」なんだそうだ。

キヨシローといえば
「い・け・な・いルージュマジック」ロック風「君が代」など昔から危ないロック歌手で売っている。それに最近は160万円のロードレーサーに乗るサイクリスト中日ドラゴンズファンなど私的にも嬉しい存在である。

もっと私的なことを言うと、学生時代に交換会を行っていた早稲田のサイクリングクラブ。そこでいっこ上の人が雑誌サイクルスポーツの編集長。その編集長の高校時代の
ご学友ってのがキヨシローなんだな。その同じ学年にはジャスコの社長さん(前の前の民主党党首のお兄さん)もいてて、私ら凡人には目もくらむような存在だった・・・

ほかごとはともかく、ガン発覚でキヨシローは以後の公演をすべてキャンセルして闘病生活に入ったそうだ。ガンといえばソフトバンクの王監督も胃ガンで入院中だ。ツール・ド・フランス7連覇のランス・アームストロングのようにガンとの戦いに勝利して復活してもらいたいものだ。



2006/7/14(金) 核はある

大黒摩季「夏が来る」の替え歌で「核はある」


近頃、周りが騒がしい 制裁するとかしないとか
 
世界の常識・中朝関係 説得されるほど意地になる

中露がOKするぐらいの
決議でも当然 ジョンイルはNG
安保理決議の予想に一瞬グラッとするけど
One More Chance!!
ブッシュの愛が欲しい

拉致はどうする 核はどうする 真っ白な馬に乗った将軍様が
ミサイル飛ばし 今度こそ
妥協しない アセらない 淋しさに負けない

“米も送った 小泉も行った”
どんなに努力し続けても
たたかれるのは Ah 結局
何も出来ない日本だけ
〜♪

交渉もワールドカップも同じように 決定力が無くなるもので
北に妥協した案だと思っても プライドが邪魔して応じてくれない

靖国・先制攻撃・etc…
をうっかり口にしたならイイ鴨にされそう
歴史認識 なんて本気で謝罪したら その日から都合のいいパトロン扱い
マジメなだけなのに


スカッド飛ぶ テポドン飛ぶ どこに落ちるのか聞いてよ
専守防衛は素敵なコトです
イジけない ネタまない 間違ってなんかない

こんな日本を可愛い奴だと 抱き締めてくれるのは
優しい右翼と ブッシュだけ
そういえば
(石原)慎太郎も将軍様
〜♪

核はある きっと核はある 突っ張ってるんだから絶対ある
恐がられても 煙たがられても
諦めない・悔しいじゃない・もう後には引けない

“拉致被害者返せ 援助物資返せ”
どんなに努力し続けても
無視されるのは Ah 結局
核兵器持ってない日本だけ〜♪

それでも核はきっとある

北の核はきっとある〜♪



かなり字余りだけど、替え歌はオリジナル(^^ゞ です。

冗談はともかく、仮に決議案が中国ロシア案になったとしても、日本は国内向けに独自の政策をとればいい。いまは
ミレとかウリとか言ってる旧朝銀をいじめてやるのだ。

旧朝銀はパチンコで日本国民から巻き上げた金を北朝鮮に送金している。それだけでも許せないのに、一度破綻して日本政府から公的資金の投入を受けた。追加投入も含め、その額は3兆円に上るらしい。

最近の金融情勢は日銀も公定歩合を上げ、本格的な回復期ということで投入を受けた邦銀は殆どが公的資金を返済している。しかし旧朝銀は返済せず踏み倒し続けている。日本国の財政が長期債務771兆円という厳しい状況の中、こんなのをそのままにしておいていいのか?おまけに在日韓国・朝鮮人に対する生活保護費の総額は1兆円を超えているそうだ。

よその国民を拉致し、ミサイルで脅しをかけたり、竹島を占拠し、隣国を何かと批判する国々に。苦しい台所から援助する金などない。
即刻返済してもらおう。


ふたたび替え歌で・・・
金返せ、拉致被害者も返せ、それでも返さない、北朝鮮〜♪



2006/7/13(木) 続・ダム論

本日のNHK、クローズアップ現代は
『消える砂浜』をやっていた。

いま日本の砂浜や海岸線で浸食が進行しているという。50年前に較べると千葉県
九十九里浜では海水浴場の3分の1近くが海開きが出来ず閉鎖、石川県千里浜では恒例の砂浜マラソン大会のコースがとれないことなどに頭を悩ませている。原因は河川ダム川砂の採取により、土砂の供給がストップしたこと。港湾工事で潮の流れが変わったことなどがあげられる。

しかし砂浜の浸食を防ぐ消波ブロック工事をした静岡県
中田島砂丘ではブロックの途切れた所だけ過剰浸食が起こった。またダムの堆砂対策として黒部川の出し平ダムで行われた第1回排砂事業は大量のヘドロを富山湾に流し、漁業に深刻な影響を与えた。このような対処療法的な対策は事態をかえって悪化させている。

鳥取県・
鳥取砂丘では隣の鳥取港に貯まる土砂を砂丘前の海に運んで波の力による自力再生の試験的プロジェクトを始めた。神奈川県・相模川と湘南海岸ではダムの堆砂を中流域の河川敷に置いて洪水時に海まで流して砂浜を再生させるプロジェクトを始めた。どちらもキーワードは自然に任せることとお役所の課を越えた横断的プロジェクトということだ。

また、朝のニュース
(注)では平成16年7月の新潟県中越地域の集中豪雨による洪水対策を報道していた。対象となる五十嵐川と刈谷田川にはダムもあったが、結果として洪水が起きた。その理由は下流の三条市と見附市付近の河道蛇行と狭隘部にあったようだ

そのため河道拡幅と付け替え工事が行われている。この改修工事のなかで最も評価できるのが河道の付け替えにより住宅や商店などを
集団移転させることだ。河川の自然な流れより人間の生活を優先させてはどんなに高い堤防を造っても川を押し込めておくことは無理があるから、この施策は基本的に正しい。全体を眺めたうえでこれしかないという政策なら強制立ち退きも許されるのだ。

このように洪水対策はダム建設だけでなく、保水林の整備、堤防の補強、河道付け替え、越水堤、遊水池や都市の遊水施設など様々である。よってこれらの施策による住民の移転はダムだけではなく、
中下流域の沿川住民も移転対象になるのである。どの政策が自然と親和性が高く、無理なく洪水や自然保護ができるかを検討し、最も効果的かつ効果のある施策や組み合わせをとらなければならないのだ。

(注)
ニュースではその移転に際して、関係部署以外のお役所の対処が非協力的だと言っていた。もちろん地域社会の強制移転にほかの役所や地公体が支援するのは当然で、お役所的な杓子定規な仕事が許されないのは言うまでもない。


2006/7/9(日) ダム論

徳山ダムにはストレートに反対しないものの、私はダム不要論者だ。

ダムは公共工事の代表選手。国交省の認可事業として役人が計画したら絶対止めない。そして環境や景観が変わってしまうから、そんなもので美しい国土を破壊してほしくない。また水力発電はクリーンエネルギーというが、二酸化炭素こそ出さないものの、ダム湖による水質汚濁・内水面漁業の壊滅的打撃やダム建設の利権構造なんかを考えるとちっともクリーンではない。

治水と利水面ではどうか?現在はおおむね水余り状態であるから、利水は問題なし。問題は治水面。ダムは
洪水を貯めて置いて少しづつ流せるという効果である。たしかにそれはあるけれど、最近のように想定外の雨が降るとダムが決壊しかけて緊急放水するため結局洪水になってしまう。実際に九頭竜川水系では笹生川ダムってのがむかし大水害で決壊しかけたらしい。その後下流にもダムをつくって総合管理するようになったという。

つまり治水目的ならダム湖の連続にしないとダメなんだな。木曽川や庄川みたいに・・・しかしそうなったら川じゃない。そしてそれでも丸山ダムのように造り直す事態になるのだからみっともないったらありゃしない。

ちょっと前の河川工事は護岸をコンクリートで固め、川も真っ直ぐにして、洪水をいかに早く海へ流すかという発想だった。その結果洪水が早く流下しすぎて計画洪水量を上回ったり、支流の逆流洪水が起こるようになった。その反省が川を蛇行させたり自然素材の護岸工事などになってきた。
降った雨を早く流すのではなく降った所に貯めておいて序々に流す方法だね。

山では広葉樹の森林。自然素材の護岸で地中に染み込ませる。平野部でもできるだけ舗装を少なくして田圃や地中に染み込ませる。都市部では公共の建物や公園の地下を雨水の貯水槽にするなど、できるだけ
降雨面積に等しい分を少しづつ貯水する方が貯水容積が限定的なダムよりよほど効果がある。またその方が川も安定した水量が見込めるため利水にも効果があるのだ。

大多数の人達(町の人達)が少しだけ不便な暮らしを受け入れれば、一部の人達(ダムによる立ち退き者)の生活を変えなくても済む。いや、むしろこれからは荒れ果てた
山を整備するために山村に金をかけなければならない(山の木は魚付き林と言うほど植物性プランクトンの元になると言う。襟裳岬の話などは有名である)。これからはそういう方策が必要なのだ。


2006/7/7(金) ダム廃止の方法

先日の突っ込みどころ満載ニュースのひとつから・・・今日は七夕だけに川に関する話題を・・・

お隣
滋賀県の知事選で現職知事を破って当選した嘉田由紀子さん。「もったいない」を活かす滋賀県政とのスローガンから新幹線栗東駅建設と計画中のダムを凍結という公約であった。どこのおばちゃんだろう?と思って公式サイトを覗いてビックリ。「琵琶湖の生活環境史的研究」で博士号を持つ京都精華大学の教授だった。いいかえれば滋賀県の環境に対するプロだ。しかし自転車人的には氏の特技「地図を読める」を最大限に評価する(^^;)。それにかだマップなる流域キャラバン地図には私の自転車仲間のソフトである「轍」が使ってあって非常に喜ばしい限りだ。

滋賀県はびわこ空港が頓挫したと思ったら、新幹線栗東駅建設とか最近暴走ぶりが目立っていた。それだけに県民の良識が人を得てここに開花したものと思う。滋賀県庁では庁内の掲示板に張り出されてあった新幹線栗東駅建設のポスターを外したお調子者がいたそうだ。しかしこれからが大変だ。ダム凍結の先駆者長野県知事・田中康夫氏のように、これから議会や栗東市などの猛反発が予想される。なにとぞしっかりとしたブレーンを揃えて初志貫徹していただきたい。

翻って、わが岐阜県。
徳山ダムの事業認定と土地収用決裁の取り消しを求めた訴訟の二審判決が昨日敗訴と決定した。わが国の裁判所は国や地公体が進めている事業などには殆ど追認しかしていない。裁判所も立地場所の地公体や国の意向には逆らわないのである。

では国や地公体の意向とはなんぞや?
それは組織の意向。組織とは人の集団の高度なもの。ではその意向はどうやって決まるのか?それは会議とかリーダーの方針で決まる。組織といっても人の集団である以上、その方針は構成員である人によって左右されることは当然である。それだけに組織はその構成員が常に変化(顔ぶれを含め)しないと腐敗するし、そうでなくても組織は組織のために動く。だから国が一党独裁の共産主義は最悪なのである。

では、その組織の意向を変えようと思ったら・・・一番簡単なのは
リーダーを変えることだ。徳山ダム反対の人達も岐阜県でダム反対の知事を立てればいいのである。先回の知事選ではそういう動きをされたとは思えない。小泉劇場のごとく争点を一点に絞った選挙ではけっこう住民側が勝っているだけに惜しかった。わが同級生にそういう入れ知恵をしてくれていたらひょっとすると違った結果になっていたかもしれない。もちろんこの訴訟によってマスコミや住民の認識が上がったことは確かだ。ただこれからは違った取り組みをしていかないと限界なのではなかろうか。

PS.
私は徳山に関して若い頃、引き揚げ者の団地に外交に行っていて、割と肯定的な感触を得てました。

『近江の峠』伏木貞三著
の鳥越峠にも書いてあるのだけれど、昭和の初め頃、徳山の娘さんたちが大阪の工場に出稼ぎに行く途中に泊まった宿の主人が
『働きに行くのを喜んでましたよ。あの頃の広瀬や徳山あたりの暮らしいうたらひどいもんらしかったな。白いごはん見て眼を輝かしてましたからな。それに汽車にも乗れる。いい着物を着られるでみんな働きに出たらしいね。』
って語ったそうです。

そして戦後も若い者は岐阜や大垣・名古屋にいつも働きに出てるので、じいちゃん・ばあちゃんも徳山から引き揚げたおかげで子や孫と一緒に暮らせるってなことを言われてました。そんなところを見聞きしてるので、ストレートに反対ではないのです。


2006/7/5(水) 北朝鮮ミサイル発射

ヒデの引退騒動が沈静化?したと思ったら今日は突っ込みどころ満載のニュースが目白押しだ。

月曜日にわかっていたことだが、お隣滋賀県の知事選で現職知事を破って無所属の嘉田さんが当選。新幹線栗東駅建設と計画中のダム10個を凍結とのこと。岐阜県では億単位の裏金が出納当局の指示で県職員組合関係の口座に一括して集められていたことが発覚した。しかし、何より安全が一番。今日は北朝鮮のミサイル発射につきる。

北朝鮮のミサイル発射。合計6発。結論から言うと今回の
ミサイル発射実験は成功だ。今まで確認されてる着弾地がウラジオストック沖に集中していることからも、特定地域に着弾させる実戦を想定したものと思う。これで今までどこへ飛ぶかわからないなどと揶揄されていた北朝鮮ミサイルの信頼性が証明されたわけだ。

これで北朝鮮は有力な外貨獲得ツール・弾道ミサイルの信頼性を高めることができた。イランとかパレスチナあたりにもますます売ることが出来るようになる。

また今日発射したのは
北のシナリオが素晴らしいとしか言いようがない。アメリカ独立記念日、空母キティホークが小樽に入港中、韓国の海洋調査船の竹島付近の調査(本日のみ)、拉致被害者・金英男さん対面終了、おまけに日本の報道陣も平壌へ招待中。G8サミットがロシアのペテルブルグでもうすぐ開催のタイミングでそのロシアの鼻先に落とすってのも洒落てるわ(ー_ー) ほかに何かあった?

政府のとりあえずの決定はいま新潟港沖にいるマンビョンボン号の半年間寄港停止(1発1ヶ月?)。ほかの経済制裁はどうなるのか?しかし経済制裁では無理がある。今でも困窮している大多数の国民がさらに飢えるだけかもしれない。過激なことを言うとピンポイントのミサイル攻撃で北の首脳部を排除するしか抜本的な解決はないと思う。

アメリカやその軍需産業は膠着状態のイラクから北朝鮮・イランに矛先を向けたいので大規模であるほど
渡りに舟だったろう。日本の防衛庁もミサイル迎撃システム開発に予算がとれるし、自衛隊も存在意義を確認できて思うツボ。そういう意味で着弾を日本海でとどめ、軍事的緊張も限定的にしたのは正解だね。アラスカ沖だったら大変だろうな。


2006/7/4(火) 妙なタイミング

ワールドカップ・サッカー日本代表の中田英寿が引退を表明した。
彼のサイトを見ると
「厚い壁を築くようにして守ってきた気持ちが・・・最後の最後に俺の心に存在した壁は崩れすべてが一気に溢れ出した・・・ファンからのメールでその自分が構築していた壁をたくさんの人が理解してくれ、次の代表、Jリーグ、そして日本サッカーの将来を支えてくれると信じている。」ってなところが理由らしい。

よくわかんないけど、まだ29才なのに勿体ないと思う。自分のスタンスをファンは理解してくれても実際に実現出来たわけではないのだから、もちっとやったらいいのにと思う。それでも身体がついていかないのなら正直にそう言えばいい。それとも・・・

昨日の昼間、
山崎製パンがキャラメルコーンで有名な東ハトを子会社化したと発表した。最近はやりの株式取得によるものらしい。この東ハトの非常勤役員をやっていたのが、なんと中田英寿だった。役職はCBO、最高ブランド責任者だそうだ。最高ブランド責任者って何?

何だかわかんないけど、ハングリーさとは無縁な役職みたいだ。そんなヒデの立場がこの買収劇によってどうなるのか?その彼の引退宣言が同じ日に行われるとは・・・両者は関係ないという方がおかしく思える。

まったく妙なタイミングである。



2006/7/1(土) 親の責任

親は自分の子供に責任を持つべきである。
PL法(製造物責任法)でも製造物の欠陥により損害を被ったら損害賠償請求される世の中だ。自分たちが作った子供に製造者である親が責任を持たないでどうするのだ?

子供の頃、母のお友達に子供のいない夫婦がいた。そのお友達は母と一緒に買い物に行っても時間に無頓着で、15時頃ともなれば母は子供が学校から帰ってくるので「もう家へ帰ろう」って友達に言うんだが、子供のないお友達は「まだいいがね」って帰ろうとしないので、いつも母だけ帰ってくるのだそうだ。買い物でも子持ちの主婦は子供のものを真っ先に買ったり、少しでも安い物を買おうとするのに、そのお友達は自分のものしか買わないし、平気で高い物を買うのだそうだ。一事が万事、そのお友達は常識から外れていたり呆れることが多かったらしい。

それを聞かされるたびに思ったのは、
人の親にならなければ(子供を持たなければ)一人前じゃないってことだった。私ゃ昔から早く大人になりたかった。自分の行動全てに責任がとれる身分に早くなりたかった。子供は・・・さほど欲しいとは思わなかった。でも子供がいないとこういう社会常識や人との共通認識も得られないと思い、自分が一人前になるために子供を作ろうと思った。そして作ったからにはその子供に責任を持たなければならないと思った。

奈良県田原本町の医師のところは長男が家に放火し母子3人を焼き殺してしまった。予想どおり、この父親は女ぐせが悪く、前妻との離婚は浮気が原因だった。前妻との間に長男と妹をもうけたが、離婚によって兄妹は引き裂かれてしまった。それだけでも
この父親は親失格なのに、その半年後に速攻で再婚している。その相手が焼死した継母である。この継母が浮気の相手だったかどうかわからぬが、一番可愛そうなのは当時6才くらいの長男である。こんな環境いじめにほかならない。

その後は報道どおりとしても、長男が放火したとき、この父親は当直勤務ではなく、またもや女とホテルにいたらしい。自分だけ楽しいことをやってるくせに、ふだんはICUと称して長男を缶詰にし暴力がらみで勉強を教えていたそうだ。長男だって
拘留されながら論語を読むような子だから教養は高いだろう。でも教養を高めるのも憎っくき父親に強要されまくってはたまらない。そのくせ父親の下半身は常時放し飼い状態では説得力ないよな。

結論。この事件の原因は
父親の責任放棄にある。つまり主犯は父親、長男は父親からのいじめに対する緊急避難・正当防衛としてやった共犯に過ぎない。人間3人殺したら死刑というのが相場らしい。この長男は未成年とか情状酌量はあるだろう。でもこの父親は子供がしでかした罪の責任とそんな風に追いやってしまった責任をとって死刑が妥当であろう。


2006/6/25(日) 原罪

キリスト教の教義に原罪というものがある。なんでも・・・人間は生まれながらに罪を背負って生まれてくるというものらしい・・・どこかの歌の文句にあったな。2番か3番あたりに(奇跡の地球)

私ゃ無宗教であるから、キリストも仏陀も信じちゃいない。それでも
原罪はあると思う。人間は地球上に他の生物と同じように生まれたのに他の生物を排除して栄えに栄え、今や環境さえ変えかねないほどになった。これを罪深い存在と言わずにおられようか。そんな人間が嫌になって私は高校のころ自殺したくなった・・・

っていうのは嘘で受験勉強が辛く、何で生きてるのだろう?って人生の目的がわからず悩んでいたのだ。死に方にアレコレ思いを巡らしたりしても結局死ねかったので、
「生きてるから生きてるんだ。どうせ生きるんならよりよく生きよう」
って思ったんだね。生きてる目的なんかない。でも生きてるのは事実。生まれてしまえば他者の迷惑にもなることもある。裏返せば生まれたことに罪がある。
存在悪なんだよね。だから辛いのは当たり前。それならより良いものになるように向上心をもって生きなきゃっダメだって考えたんだよ。向上心は生物の進化にも重要な役割を演じているらしいしね。

そんな人間の原罪意識から考えると、現代社会は恵まれすぎている。この社会を造るためにかかった先人の
コストに対し、いまを生きる人間はその代償(責任)を支払っているだろうか?爆発的に増える人口を支えるために食料・資源争奪や騒動・戦争を起こし、自然破壊を進め、日本ではニート・引きこもり・生活保護など寄生してる人たちを作りだしただけじゃないか?地球上、いや少なくとも日本に住む以上自分の食い扶持くらい自分で稼げ。親も子供を甘やかすんじゃない。

この人口増加には歯止めがかけられないものだろうか?先進国の出生率低下は悪い話ではない。江戸時代の生産力なら日本は3000万人がいいところなのだ。そうすればもっと住みやすい日本ができると思うよ。



2006/6/23(金) 実母が不憫

奈良県田原本町の医師(47)宅が全焼し、母子3人が死亡した火事は、高校1年の長男(16)の放火殺人らしい。父親に「成績が悪い」と言われたとか殴られたとかがきっかけのようだ。

家庭事情として、長男が小学校入学前に実母と離婚。その後父が再婚した継母とその子供2人と同居していた。今回犠牲になったのはこの血の繋がってない家族だった。「たられば」があるなら離婚するときナゼ長男を父が引き取ったのだろうか?再婚するときナゼ長男を実母の元に返さなかったのだろう?

医師をしている父が跡取りとして長男をキープしたのはわからないでもない。そのとき長男は5才くらいだね。はじめは継母も覚悟して入ったから長男の世話をしたと思う。でもその継母に息子ができてしまった。継母が子守りにかまけてしまうのは当然だろう。それが長男が9才のとき。そのとき対策を考えなかったのだろうか?そうでなくとも継母と連れ子は小説の題材になるほど悲惨なものである。特に次男ができてからの長男のストレスは相当なものだったと思う。「成績が悪い」なんてのは動機の一部に過ぎないだろう。

それ以上の家庭内事情はわからないが、離婚した際に母親より父親の元にいた方が幸せになると思って手放した実の母親もこれでは浮かばれまい。

とは言っても6月21日のぼやきに書いたように殺人を犯す者は未成年でも「猿の惑星」以下だから同情はしない。この父親も管理不行き届きで同罪ってだけで・・・


2006/6/21(水) 横着な人間にブレーキを

山口県光市のアパートで1999年4月、本村洋さん(30)の妻子が殺害されたレイプ殺人事件で、殺人罪などに問われた男性被告(25)=事件当時(18)=の上告審判決で、最高裁第3小法廷は20日、無期懲役の2審広島高裁判決を破棄、審理を同高裁に差し戻した。

当然と言うより、ここで終わらせてもらいたかった。こんな人間生かしておくだけ無駄だ。最高裁でスパッと決着を付けて欲しかった。

殺してまで性行為を行うような外道は立派な大人だ。弁護人の言うようにたまたま殺してしまったのなら性行為にまで及ぶわけがない。普通の人間はそれだけで動転してしまう。それを乳飲み子まで殺してしまうような者は基本的に
人間じゃあない。「猿の惑星1」にすら劣る

私ゃ常々思っていることだが、老若男女を問わず、基本的に人間はそんなに変われない。横着な人間はどこまでも横着である。その横着者に殺されても人は泣き寝入りするしかないのか?それを防ぐには厳しい刑罰以外ない。人を殺したらよほどの事情がないかぎり
自らの命であがなうしかない。それは精神異常者でも同じことだ。

よほどの事情とは、今回の本村さんのように司法が加害者の味方をするような場合とか、正当防衛、緊急避難などやむを得ないと合理的にも判断できる場合だけだ。そういう場合でなければ情状酌量はあり得ない。育ちでも家庭内のことは理由にならない。その家庭じたいが反社会的だからである。そんな人間を作ってしまった奴らも
連座させてもいいくらいだ。

それからオウムの麻原被告のときも屁理屈をかました安田弁護人。彼も横着者のひとりなので連座の対象にしたらどうだ?



2006/6/19(月) 負けに近い引き分け

またサッカー・ワールドカップネタで恐縮である。日本VSクロアチア戦は0−0の引き分けだった。

しかし、
この引き分けは事実上の負けに等しい。引き分けても勝ち点1同士でグループ最下位は変わらないからである。よってこの試合は何がなんでも勝ちに行かなくてはならなかったのにシュートする気合いが足らなかった。それに冷静に見てると守備もクロアチアの方がいいし、攻撃の展開もクロアチアの方がいい。正直な感想は全敗でなくて良かった。である。

日本選手のなかでも中田英寿はロングシュートを何本も打ち込んでいたし、守備でも活躍していた。三都主は守備だけでなく、後半はドリブルから何度かシュートまで持ち込んでいた。後半から入った稲本も良くやっていた。今回も投入が遅すぎたのが大黒。残り10分では彼ひとり動きが良くても周りがへたばっているから空回りしてる。逆にダメなのが後半20分に入れたFW玉田。積極性がイマイチで勿体ない。それから中村俊輔も足を痛めているせいかシュートは打たないわ、当たり弱いわ、で不完全燃焼。ジーコ監督も体調の悪い選手は使わない方針なんだから、中村を外す起用があったっていい。もっと積極的な選手を使わないといけないだろう。

でもゴール前のパスがシュートミスだったとしたら・・・某サイトに書いてあるように、
日本はシュートもパスもトラップもまともにできない下手くそだから勝てるわけがないってのが本当なのかもしれない。

これで予選突破の目は殆どなくなったけれど、勝負事は最後までわからない。最後のブラジル戦は調子のいい選手、積極的な選手をドンドン使って欲しい。


2006/6/18(日) 物事の本質

日銀の福井総裁が村上ファンドに投資していたことが問題になっている。

別にいいじゃないか!日銀の財産運用先として村上ファンドを使ったわけではないし、インサイダー取引に手を貸したわけでもない。総裁の個人の金を投資しただけだし、関西と東大出身者同士の気軽さだけだったんだろう。キャリア同士がどうのこうのはまた別の問題だし・・・

だいたい証券市場というところじたい、会社の実体とかけ離れた所で株価が上下するようなインチキくさい所で直接投資するならともかくファンドは信託どうよう投資先はお任せだし、ファンドへ出資することは大して問題じゃないんだ。

問題は中央銀行である日銀総裁が日銀の内部規定に触れてないかどうか、インサイダー取引に関わったかどうかだけだから、国会で投資成績を報告させることの方がおかしいのだ。儲かっていようが損していようが、罪にもなんにもなりゃしない。それに世の中には村上ファンドによって損した人もいるかもしれないけれど、株の世界に絶対はない。ハイリスク・ハイリターンの世界だから損したって文句は言えないのだ。

テレビも国会も内規とかインサイダー取引とか肝心のことを正さないで、どれだけ儲けたとか的はずれのことで騒いでいる。そんなの株で損したっていうノータリンと変わらないじゃない。物事の本質を見ないで感情論でやってる気がする。

PS.
もっとも日銀総裁が疑惑を招くような事を身辺に放置しておいたのは脇が甘い。金融機関に勤める者としてはリスク感覚が鈍いと言わざるを得ない。


2006/6/14(水) 民族性の違い?

サッカー・ワールドカップ、韓国VSトーゴ戦。正直言って面白かった。

どちらもスキあらばシュートし、攻めも守りもスリリングな試合だった。パス回しだけでシュートしない日本は決定力不足というよりも(ミスの)責任を取りたくない日本人気質を見るようだ。それに引き替え韓国は元寇でも中国のお先棒を担ぐだけあって非常に好戦的である。靖国批判とか竹島問題でもガムシャラに攻めてくる。好戦的という意味では北朝鮮や中国といい勝負だ。


日本は自然が豊かなのと大陸で敗れた人達の生き残りであるためか、その処世術は村社会や共同体の安寧を第一とし、問題を先送りにしても、
丸く収めることを選ぶ。そのため戦っても相手を徹底的に叩くことはしない。そんな民族性の違いがサッカーや政治・国際問題にも現れているようで、非常に興味深い。


2006/6/13(火) スポーツ選手とマスコミ

サッカー・ワールドカップのオーストラリア戦、案じていたとおり惨敗だった。

とにかくシュートを打たなさすぎる。下手な鉄砲もじゃないけど、パス回しだけじゃ勝てないよ。前半の得点もパスが入っちゃっただけで、まともなシュートは少なかったね。それに実況していたテレビ局も報道すべきことを報道してない。前後の放送を含めトリノの反省をしてないNHKの罪はヒジョーに重い。冷静に見て辛口の批評をしないと全敗するよ、ホントに。私が見てた中ではTBSサンデーモーニング(『喝!』&『あっぱれ!』ってやってるやつです)の中西哲生くらいかなあ?浮かれてなかったのは・・・

日本の選手達、Jリーグで名前をあげ、ヨーロッパへ移籍したりして、ハングリーさが不足してるのだろうか?日本社会が豊かになってハングリーさが無くなったと言われて久しいけれど、ゴルフ・野球・サッカーなど活躍する人は活躍してるよね。

海外では自転車ネタで恐縮だけれど、ツール・ド・フランス前人未踏の7連覇を成し遂げているランス・アームストロング。彼は一見豊かに思われるアメリカ人なんだけど、自転車の本場ヨーロッパ選手を向こうに回し、伝説の名選手も成し得なかった偉業を継続中である。そのアームストロングが実はハングリーなんだな。

ナゼなら、彼は吉本新喜劇の井上竜夫「三途の川や〜」やないけれど、生存確率10%以下といわれた癌から奇跡の生還を果たし、猛特訓により自転車競技にカムバックし、前記の偉業を成し遂げてしまったからである。

その生き様は死の淵まで行き、また再発の恐怖を常に感じていることなどから
『今日一日が人生最後の日と思い、出来る限りのことをしよう。そう思えば、どんなことも辛くない』
そうやって猛練習を積んでいるという。

目を転じて、ハングリースポーツの極致と言われたボクシング。最近やたらと露出度の高い亀田3兄弟とそのオヤジ。あんなのは躾の悪いガキに過ぎない。対戦相手だって噛ませ犬の八百長くさい。それをバカなテレビ局がもてはやすから情けない。スポーツ選手は芸能人やないぞ!

とにかく単純に応援すればいいってもんじゃない。きちんと戦力・戦術比較をし、批判すべきはしないと報道者の質が問われる!特に酷いのがフジテレビとNHKか!



2006/6/12(月) 騒ぎすぎ

サッカー・ワールドカップが始まった。

今日は日本オーストラリア戦。しかし、
このバカ騒ぎ、何とかなんない?はしゃぎすぎの民放はわからなくもないけれど、NHKも特番で騒ぎまくっている。ひいきの引き倒しで金メダル1個に終わったトリノの反省はないの?それにたかがスポーツ、もう少し静かに見られないかなあ?

野球でも大リーグなんか割と静かに観戦してるよね。それに引き替え日本のプロ野球。応援団のあの鳴り物は何?単にドンチャン騒ぎしたいだけなのとちゃう?暴動騒ぎを起こすフーリガンよりはましだけどね。まあ、百歩譲って、ファンの人はいいよ。個々の自由だからね。

でも、
許せないのはテレビ局。本物の国家間紛争にはナアナアを決め込んで、問題を隠してしまうくせにスポーツとなると途端にナショナリズム全開になっちゃうのはナゼ?盲従しやすい視聴者を煽動しようって魂胆なの?


2006/6/5(月) 駐車違反の取り締まり

6月1日から改正道交法が施行された。

そのなかで問題になってるのが駐車違反の取り締まり。短時間でも車を離れれば違反と見なされるようになった。特に大変なのは運送関係の車であろう。荷物を配達して納入してる間でも違反切符を切られるからだ。しかし、TVでもやってたけれど、
郵便集配車や郵パックの宅配車は取り締まりの対象にならないんだって。

そんなのおかしいよね。郵政がいいんなら宅配だって桶にしなさいよ。そんなんだから
身内に甘いとか
警察OBの天下り先確保のための法律だって言われるんだ。そしてそんな条項があるなんて法の下の平等に反する憲法違反だ。それに郵政民営化の趣旨はどうなったんだ?コイズミさん、しっかりしてくれよ。

しかし、峠攻めするときなんか車の置き場所には気を付けないとなあ。国庫の赤字解消には協力したいけど・・・


2006/6/4(日) ヒメコウホネ

ひさしぶりに爽やかな話題を・・・

コウホネといえば水上に花茎を出して、黄色い花を咲かせる水草の一種なんだけど、何で
コウホネ(河骨)って言うか?ってえと、水の中にある根茎が白色で肥大し,骨のように見えるのでこういう名前になったんだって。私が住んでる岐阜市には、その東海型であるヒメコウホネ環境省の絶滅危惧種が自生してるんだけど、今まで見に行ったことがなかったんだ。

場所は岐阜市の環状線が通る橋の下。スイレン科の植物だから、生えてるのは池とか川・湿原なんで、そこへ環状線を造ろうってことになったとき、貴重な植生を守れってんで、ルートは変えなかったけれど、その代わりに橋を架けたんだね。まあ、どうしようもない岐阜市にしては良くやったよ。

で、見に行くと自生してるのは金華山の東にある谷間なんだけど、谷の入り口に環状線の橋がかかってて、その下を流れる逆川
(さかしまがわ)に沿って尾瀬みたいな木道が作ってあるんだ。その小川でヒメコウホネはポツポツ咲いてた。

周りは湿原みたいな場所だから変わったトンボも飛んでくるし、橋の下は初夏の風が吹き抜けて、とっても爽やかだった。


2006/6/3(土) 憎まれっ子世にはばかる

お年寄りは、人生経験が豊富だから敬いなさいとか大切にしなさいというのが世の定番である。

しかし、町や観光地で出会うお年寄りは酷い人が多い。ゴミは平気で捨てるわ、写真を撮っている所へデーンと割り込んできたり、およそ気を使ってるとは思えない。初めは年寄りのくせにマナーが悪いなあと思っていた。でもダンダンそうではないことがわかってきた。彼らはもともと横着だったのだ。

確かにその年まで長生きするには各自の努力は欠かせないだろう。でもその年まで生きられた要因には努力だけではなく、戦争や災禍に遭わなかったという幸運もある。また
憎まれっ子世にはばかるの言葉どおり、真面目で頑張る人ほどストレスであっけなく亡くなるのに、鉄面皮で何も気を使わない人はストレスも貯まらないので病気にもかからず、長生きできるってのが真実なのではないか?と思える。

つまり、年寄りだから人生経験が豊富とかマナーがいいってのは幻想なんだな。
三つ子の魂百までもって言うように生まれつき(育ちもあるだろうけど)横着とか乱暴な人間は百才になっても横着で乱暴なんだ。だから周りの人間は迷惑するし、ストレスで早死にしちゃうんだな。

だからそういう人間には年寄りだからって手加減しない方がいいんだ。
盗作疑惑の和田画伯なんかその典型だよね。きっこのブログでも彼が最低の人間だってことがわかったでしょ(ー_ー)


2006/5/30(火) 瀬戸大橋の怪

昨日の日誌は自慢しすぎた。
実は今回の四国行きで大失敗をやらかしていた。ETCで深夜割引できたと思っていたのが、できていなかったのだ。

下の表のように坂出ICで深夜割引ができるはずだった。ところが表示された料金は割引されていない11,450円だった。そのときは深く考えず、そのままにしておいた。

行き IC名 料金 割引料金 帰り IC名 料金 割引料金
早島(山陽) 7,350円 (深夜)5,150円 (瀬戸中央) 4,100円 4,100円
坂出(瀬戸中央) 4,100円 4,100円 岐阜羽島 8,450円 (深夜)5,950円
合計 11,450円 9,250円 合計 12,250円 10,050円
            (注 帰りは、いよ小松ICから高速に乗ったので料金が違う)

そして帰りに瀬戸大橋にさしかかった時は、通過するETCゲートで「4,100円使用しました」ってアナウンス
(ETCの機械がそう喋るのだ)があり、岐阜羽島ICでは「5,950円使用しました」。つまり上の表のとおりに割引になった。

この違いはどこにあるのか?謎を検証してみた。するとハイウェイナビゲーターに書いてある瀬戸大橋の但し書きがキーだった。すなわち・・・

『東・中・西高速道路株式会社が管理する道路のインターチェンジを入口とし、本州四国連絡高速道路株式会社が管理する道路のインターチェンジを出口とする区間につきましては、通勤割引及び早朝夜間割引の割引料金を表示しておりませんので、当該割引料金につきましてはお問い合わせください。なお、当該区間のうち、本州四国連絡高速道路株式会社が管理する道路と合算して走行距離が100kmを超える区間につきましては当該割引料金がございませんのでご注意願います。』

これだったんだ。つまり
同じ坂出ICでも高松自動車道の坂出ICで下りたら、割引されたのだ。高速区間を少なくしようとスケベ根性を出し瀬戸中央の坂出ICで下りたばっかりに2,200円損してしまった(--;)

本四連絡橋を渡るETC諸君、気を付けてくれたまえ。割引されると思って長距離を走ってきたのに橋の途中で下りると大損してしまうぞ!


2006/5/29(月) ETCの効果検証

1月にも書いたETC。初めて付けてから1年1ヶ月経ったので、その効果を検証してみよう。その後、妻の車にもETCを付けたので、数字は2台分の合計である。

支払合計(A) 割引額(B) 還元額(C) 軽減額合計(B+C) 総合計(A+B+C)
133,350 63,650 39,000 102,650 236,000

支払合計はETCを通して払った分。割引額は通勤割引とか深夜割引などで割引された分。還元額はETC取り付けによる販売店のキャッシュバックやマイレージ登録還元額および支払ポイントを貯めて還元してもらった分の合計。そして総合計を総費用とみなした(実際はそうではないが・・・)。

この表によると、
56%の費用で高速を利用したことになる。もっともETCの取り付け費用などに2台で38千円かかったから、それを含めても62%強だ。それより1年ちょっとで23万円分高速に使った方が驚きかな?


2006/5/27(土) 演奏会

下の娘が大学に進学し、高校ではやってなかった部活を復活した。サックスをやってたので吹奏楽のクラブだ。

で、今日はその演奏会ということで、鑑賞に行って来た。1年生でも経験者が多いせいか、かなりの人数が出演?している。娘は3年間ブランクがあったので、練習が大変だったそうだが、何とかやれたようだ。

しかし、吹奏楽クラブがやる演奏曲って、知らない曲が多かった。母校の高校のクラブが全学同窓会でやったジャズのスタンダードなどならわかるけど・・・アンコールにやったスーザのマーチ(士官候補生だと思う)だけは知っていたので、最後は楽しかった。

演奏会ともなると、出で立ちもクラシック並だね(^^;)


2006/5/19(金) けんがい。けんが〜い?

四国を走っていても携帯の圏外になるところは少なかった。

ところが昨日から携帯圏外地域が凄く多くなり、石鎚山塊から四国カルストにかけてほとんどダメだった。。そしてなんと道の駅ですら圏外なのだったらなのだった(~Q~)

で、今日もずっと圏外が続いた。山中だからかと思っていたが、大洲市内に来ても圏外なので、四国はなんちゅう田舎やと憤慨しかけた。

ところがDoCoMoの前でも圏外だったので
「なんだ、ベラボーめ!」
てんで診てもらったらアンテナ不良でクレーム交換になった。

たくう、一時間以上損したわ。でも向こうも迷惑だったろうな


2006/5/16(火) もう梅雨か?

今日も雨(ー_ー)

今回の連続休暇中は雨予報なのはわかっていた。しかし、ふつう5月といえば好天続きなのに何なんだ?そんなに今回の休暇って罪深いの?それとも心がけが悪いせい?

しかし、よく考えてみると今年の休みって、スキーも含めて天気が悪い。オフ会の幹事をやれば2日とも雨降られるし、4月の短期休暇も雨にたたられて1日早く帰ってきた。

つうことはやっぱ今年の運勢は良くない鴨?気をつけよっと(~_~)

立ち寄り湯・鰹乃國の湯宿黒潮本陣


2006/5/15(月) 豪華なトイレ

私はご存じのように痔主様である。家は洋式のシャワ―トイレだからオッケー牧場なんだが、旅に出るとリトル困る。

一応濡れティッシュは持って行くんだけど・・・トイレがねえ。和式が多いんだよ。一般トイレなんか全部そうだからね(~Q~)

で仕方がないので身体障害者用トイレに入るんだけど、昨日泊まった高知県の道の駅なんかその身障者用トイレに子供用の便器と汚物流し用の洗い台まであるんだぜ(--;) →
何もここまで豪華にする必要あるの?そんなお金があるのなら一般トイレにもっと洋式を増やして欲しい。

次の日のトイレも同じような豪華盤(--;)高知県はどこもそうなのか?さすが橋本大ちゃん。やることに無駄が多すぎ。って悪口を書こうと思ったら、ここってそれが2つもあった。ここまで徹底してるとかえって素晴らしいわ(ー_ー)

で、愛媛県に入ったら、どこの道の駅でも一般トイレにも洋式が入ってる。そうだよなあ。いまどき、こうじゃなきゃ、笑われるぜい →


2006/5/13(土) 右折優先

強制休暇を利用して四国に行ってきた。旅先でも最近は携帯からネットできるので、「日誌」代わりに掲示板へ投稿したやつをアップさせてもらおう。掲示板をごらんの皆さんにはご存じの話題ばかりなので申し訳ない
 m(_._)m

瀬戸大橋を渡って、四国に上陸したばかりの
丸亀市飯山町。ここの連中って交通マナーが最低だ(~Q~)!

信号で右折優先する車が
3台もあったのだ。そのうち1台はなんと初心者マーク。左折するこちらの前に入ったので、よほど慌ててるのかと思ったらチンタラ走り、余裕で行ける信号をわざわざ黄色にして自分だけ行ってしまった(--;)。

そのあとも立て続けに2回。飯山町以外の丸亀市でもあと2回の
合計5台信号交差点で右折優先する車があった。それも全部軽自動車ばかり。こちらはキャンピングカーとはいえ舐められたもんだ(ー_ー)。でも今日午後だけでだよ。やっぱ丸亀市って右折優先なんだ。みんな気を付けようぜい。

瀬戸大橋・与島


2006/5/6(土) 金沢の飯事情

GWを利用して金沢に行ってきた。
東茶屋街・武家屋敷跡・西茶屋街などレトロな町並みを楽しんだ。

GWということもあって、どこも混んでて行列ができていた。とくに近江町市場など有名飲食店は午後2時頃でも軒並み行列で、飯は食いたいけど時間は食いたくないので、武家屋敷跡へ移動する途中でお客が全くいない
(2時過ぎなら客はいないだろうが)大衆食堂「有楽」というところへ入った。

はじめに出てきた
卵焼き。なんだか薄味だなあ!それも京都のような薄味じゃなくて、塩分も足らなければ出汁も効いてない。女房曰く「私の方が上手に作るよ」(--;) 女房のカツ丼にかかった卵とじも同じように味が薄い。

私が頼んだカツ焼きめしはカツの衣や肉が軟らかく、こいつは何とか合格点。焼きめしも取り敢えず食べられる。ところが付いてきた
スープがいけない。コンソメとも薬ともつかないような味だ。ここっておかずが棚に入れてある昔式の定食屋さんだから、こんなんでよくやってこれたなあと感心してしまった。

夕食は、B級グルメ店「チャンピォンカレー」に入った。話のタネに豚カツ2枚を奢るWカツカレーを注文した。若い店員さんたちが手際よく作っている。出てきたものは・・・ハッキリ言って小さかった。みのや食堂の生肉に較べ、厚さ半分・大きさ半分だから肉は1/4でしかない。衣だけは1人前あるから、Wカツといっても1人前程度のものだった。おまけにカレールーは少なくて、飯は通常分くらいあったからバランスが悪いったらありゃしない。息子曰く「大盛り系に行きたかったら別の所に行った」とのことなので割り引いてやろうとは思うけどね(ー_ー)

最後は「第七ギョーザ」の行列に嫌気がさして入った「王将」だ。全国チェーンなら問題なかろう。たしかに
酢豚ギョーザは美味しく、ここまでは安心だった。しかし私ゃ満腹したいためにこってりチャーシュー麺を頼んであった。麺は細麺。柔らかいし私好みだ。スープは息子曰く「ラード味」とのこと。味はよくわからん。それよりスープの粘度が高すぎて、麺を持ち上げるのが重くて重くて(~_~)・・・食べるのに苦労したよ。

しかし、なんだね。金沢ではちょっと外れの店が多いな。去年行ったときには
治部煮(昨年の日誌参照)が期待外れだった。引っ越し時にファミリーレストランっぽいところで食べたカキフライも身が縮んでいて失格。

でも、下宿近くの食堂や喫茶店はまともだったと思うし、慰安旅行時に入った兼六園の料理屋さんも美味しかったので、たまたまだったのかなあ?

近江町市場の丼飯屋
大衆食堂で頼んだ「カツ焼きめし」
チャンピォンカレーのWカツカレー
王将、こってりチャーシュー麺


2006/4/25(火) 電動自転車

下の娘が進学し、おまけに下宿したので、いま我が家は3人大学生かつ全て下宿である。

というわけでウチの家計は
破綻寸前だ(ToT)
そんななか、娘が電動自転車が欲しいという。下宿探しが出遅れ、学校から近くても公共交通機関1本で行けないからだ。そして学校付近に坂が多いのも電動が欲しい理由になっている。

私や息子なら坂はノープロブレムだが、娘には無理っぽいし、電動自転車じたいにも興味があったので買ってやることにした
レポートは後日)

電源はニッケル水素電池


2006/4/24(月) 立浪草(たつなみそう)

ミスタードラゴンズといえば、昔は高木守道、今は立浪和義だ。

その立浪選手、今季の成績は2351安打を越えた。これは打撃の神様川上哲治をしのぐ歴代10位の安打数である。最近はアベレージヒッターというよりもポイントゲッター的な活躍が多く、名実共にミスタードラゴンズである。

今日、庭で花を見ていたら、女房がその名前を口にした。
「友達に貰ってきて植えたら花が咲いたけど、これがジュウニヒトエ。そしてこれが
タツナミソウ。」
「は〜ん?十二単もビックリだけど、フジナミタツミ?」
「ちがう(--メ)、
タツナミソウ!」
タツナミソウってドラゴンズの立浪と同じ名前なの?」

調べてみたら、漢字まで立浪選手と同じ(゚o゚)、花が同じ方向に並んで打ち寄せる波頭のようだから付けられたらしい。中日ファン要チェックの話題である


立浪草


2006/3/29(水) 自転車を造っていない

2002年以来約4年、自転車が増えてない。

増えなくなったのは、子供の大学受験辺りから。でも、お出かけは全くセーブしてない。体力がなくなってからでは遅すぎるからである。ではなぜ自転車を造ってないのか?ひとことで言うと
欲しい自転車がないからだ。

峠漁りで使う自転車は舗装路用と山道用のふたつあれば十分。あとは普段用のミニベロ。つまり3台あればおおかたのことはできてしまう。ロードレーサーはあっても良いが、ランドナーは不要。あとはMTBにディスクブレーキを装備したいくらいかなあ。



2006/3/21(火) 日本、WBC優勝!世界一おめでとう\(^O^)/

日本がWBC(WORLD BASEBALLCLASSIC)で優勝!とうとう世界一になった。

予選リーグ、2次リーグで韓国に負け、アメリカにも負け、
一時は死に体になりながら優勝候補アメリカがメキシコに負けたおかげで準決勝進出。そこで韓国に勝ち、決勝のキューバ戦に臨む。初回の満塁から四死球で2点。さらに今江のタイムリーで2点。楽になった先発松坂が力投。2番手以降が1点差に詰め寄られるも、近鉄・中日にいた大塚が後続を断ち、9回にまた4点を入れて突き放す。大塚がリードを死守し、10─6でゲームセット。王監督の胴上げまで行われた(゚o゚)

韓国に負ける弱いチームとの印象もあったが、アメリカの誤審審判などの問題が我々の奥底に眠るナショナリズムに火を点けたようで、準決勝から久しぶりにテレビを見た。ちょうど0−0の膠着状態。松中が2塁にいて多村がバントを失敗した場面だった。「またダメか?」諦めながら見てると、
代打福留。わが中日の主砲である。目深にかぶったヘルメットから覗く鋭いまなこ。
「カキーン!」「やった!ホームランや」
劇的な2ランである。勢いに乗ってその試合をものにした。
ちょうどテレビを見たときがハイライトだった。今日は運勢がいいぞ。それが母の喜寿祝いの日だった。

今日は彼岸の祝日、家族でお墓参りに行って母と喫茶店に入る。帰宅してテレビを見ると1回表。ん?満塁?そして・・・



2006/3/17(金) 岐阜大学はセクハラ天国?

岐阜大学の男性教授がセクハラをしていた。

岐阜大学によると、この教授は1昨年7月から昨年11月にかけて特定の女子学生1人に夜スナックに呼び出して抱きついたり、学外の合宿の際に2人になって抱きつき、キスを迫った。などの
セクハラ行為が計4回あったという。被害にあった学生の相談により発覚。大学側が双方に話を聞き、教授の処分が決定した。

それは、なんと
停職7日間。たった1週間である。
同大学では昨年7月にも別の男性助手によるセクハラ問題が発覚したばかりで、このときは減給(10分の1)
3ヶ月の懲戒処分だった。同じ大学で連続して起こっているのにこの差は何?内容的にも地位的にももっと重い処分があってもしかるべきじゃない?考えられるとすれば、起こった場所が学内と学外の違いくらいしか考えられない。

だとしても、起こした人は指導する地位にある絶対的権力者である。そういう人の言うことには学内だろうと学外だろうと逆らいにくいに決まっている。それだからこそ地位に応じた処分が必要なのだ。資格剥奪とまではいかなくても停職1年とか半年くらいかまされても仕方ないと思う。しかし
岐阜大学の弱腰は何なんだ?身びいきもいい加減にしろ。

それとも何か?岐阜大学ってとこは地位の高い者ほどセクハラしてもいい大学なのか?もっとも毅然とした処分をしてもらいたい。あわせて今年の入学生諸君、せいぜい気を付けてくれたまえ。



2006/3/14(火) 懲りない奴らU

自民党の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が13日、岐阜市議会を訪れ、自民会派の代表質問を傍聴した。市議会の事務局によると国会議員が傍聴に訪れたのは初めてとのことだ。昨年の衆院選で争った野田聖子元郵政相を支持した自民市議団とのしこりは解消してないし、先頃も県議2名が離党勧告を受けたばかり。そんな状況での傍聴に対し、同党市議の中には「パフォーマンスにすぎない」という声もあるそうだ。

何をかいわんやである。地元密着と選挙のたびに連呼する国会議員がいまだかって一度も傍聴してないものを実践しただけでも大したものなのに、それをやっかむとは心根が情けない。岐阜市じたい市長をはじめとして反省してほしい人ばかりなのに本当に恥ずかしい。

目を転じて、お隣の
長野県議会。こちらも田中康夫知事とのしこりが続行しているようで、公文書破棄を支持したとかしなかったとかで騒いでいるそうだ。田中知事は衆院選と馬籠の越境合併反対くらいしか失敗はなさそうな気がするだけに県議会の対応には首を傾げさせられる。

もっとも反発しあってたから馬籠の越境が通ったとも言えなくもないので、岐阜県にとっては有り難かったかもしれない(~_~)



2006/3/3(金) 陰と陽

「陰と陽」は正反対とか相対するものというような意味である。

昨年末、恒例の飛鳥鍋に行ったときのこと、大黒屋さんが連れてきたお友達は中国人だった。
「わたしはようです。」
丸顔の女性だ。
「わたしはいんです。」
これまた細面の女性である。

私ゃとっさに
陰と陽やね(^^;)」
笑いながら不作法に指差し確認してしまった。

お名前の漢字はわからないが、名は体を表すというか、ようさんは明るく、いんさんは控えめなお人だった。そのようさんが作文コンクールに応募するのだそうだ。やっぱ第一印象は当たっているのかな?




いんさんとようさん


2006/2/24(金) 荒川静香 金メダルおめでとう!

女子フィギュアスケート、荒川静香、金メダルおめでとう!
ゆったりという感じの演技でスケールが大きく感じられた。イナ・バウワー
(ドイツ人選手)などという得点にならない50年も前の技を入れたり、クールビューティに自分のスタイルを曲げなかったことが素晴らしかった。

スタイルといえば、むかし日本の選手は渡部絵美とか伊藤みどりとか、金太郎さんのようなスタイルばかりで、カタリナ・ビットなどのモデル体型の外国人選手に較べると見た目だけでも負けていた。それが荒川の場合逆にロシアのスルツカヤがズン胴に見えるほどスタイルも良く、隔世の感がある。



2006/2/23(木) 精神鑑定不要

オウムの教祖・麻原彰晃の弁護団が精神鑑定を要求している。

この手の常軌を逸する犯罪が起こると弁護団はバカの一つ覚えのように「精神鑑定」を持ち出す。そんなに他人がやることが理解できないのか?生まれも育ちも違う人間がやることだ。理解できなくたって仕方ない。それでも
人に危害を及ぼしたら償いをさせるのは当然のことである。

よしんば精神の異常が本物だとしてもそのために何の落ち度もない健常者が被害を被っていいはずがない。よって精神異常者が罪を犯したら
結果責任として刑罰を科すのは当然のことである。もっとも精神異常者なら刑務所に入れても働かないだろうから即死刑ってのが妥当だろうな。

日本では精神異常者に限らず、加害者の人権が守られ過ぎている。そのために踏みにじられた
被害者の人権はどうしてくれるのだ?おまけにこのどうしようもない加害者どもを養うために善良な納税者の税金が使われるのではたまったものではない。国だって国債の超過発行で首が回らないのだから、どうしようもない人達を養う余裕などないはずだ。


2006/1/19(木) ETC

ご存じ?のように私は昨年の5月からETCを使っている。

車載機とセットアップの費用はマイレージサービス登録による
000円還元キャンペーン(当時)と取り付けをしたオート○ックスのキャッシュバック5000円(半年後に還元された)および各種割引でとっくの昔に元をとった。

マイレージサービスというのはあらかじめ登録しておくと、通行料金50円につき1ポイントを付け、1000ポイントで
無料通行8,000円分を還元するというもので、昔のハイウェイカード50,000円分に相当するシステムだ。道路公団はETCを普及させハイウェイカードを廃止する代わりにこのサービスを始めたんだな。

で、50,000円使わんとあかんのかというと高速道路各社はポイント2倍サービスを続行している。
25,000円利用したら無料通行8,000円分をゲットできるのだから前払割引よりもダンゼン得なんだな。おまけに1月〜3月の土日祝日利用分はポイント3倍キャンペーンってのをやってるから16,700円の利用で無料通行8,000円分をゲットできるってわけで、いまはとっても美味しい状態だ。

それから高速道路各社は600ポイントプレゼントってのも始めた。これは1年前の000円還元キャンペーンに相当するやつで、マイレージ登録すると600ポイントをただで付けてくれ、そのままポイントを貯めていくと
最大,800円還元されるってやつだ。オート○ックスでもあいかわらず000円還元キャンペーンをやってるから、今がETCを付けるチャンスじゃないかな?

私もETCを付けたキャンピングカーがディーゼル規制で首都圏にはお出入り禁止なので、嫁さんの車にこの方法でETCを付けてやろうと思う。


(注)4月でとうとうポイント2〜3倍サービスが終了してしまった。よって、これからは単なるETC割引だけになった。600ポイントサービスなどは続行中らしい。


2006/1/8(日) 不作為は罪?

昨年に引き続き、今年も元旦からさぼっている。

今年の抱負だけは「東海3県下・胃袋破壊ツーリング持ち回りプロジェクト」とか「魚野川水平歩道」などと勇ましくぶち上げたけれど、12月中旬から年始にかけて何もしない状態が続いている。連休などの混雑時に出歩きたくない症候群に大雪と子供達の帰省が加わったためである。おまけに子供の成人式とか親戚の披露宴とかあって遠出禁止令も継続中。したがって月末まではスキーにも行けそうにない状況だ。それなら11月の遠征レポートを消化すれば良さそうなものだが、こちらもナカナカ筆?が進まない(ー_ー)

昨年は
行政の不作為を叩いた私だが、たとえ遊びであっても何もやらないのは罪にあたる。今から来年のことを言うと鬼が呆れそうだが、今年の年末年始はアクティブに過ごしたいものである。