望六峠(ぼうろくとうげ) 340m (2006.5.15) 地図

高知県高知市北泰泉寺(きたじんぜんじ)−七ツ淵(ななつぶち)
高知県高知市北泰泉寺と七ツ淵の間にある峠である。

ここは高知市の北に聳える標高300m超の山塊(総称北山?)を越えるいくつかの峠のうちのひとつで明治28年頃に作られ、土佐山村との行き来や七ツ淵神社への参詣に使われたそうである。
高知ゴルフクラブ正蓮寺コースの横を通る



小坂峠から高知ゴルフクラブ正蓮寺コースの横や霊園の横を通り、尾根伝いの道(北山スカイライン)を西へ走る。細かなアップダウンをする狭い道で、お世辞にもスカイラインとは言い難い(--;)

犬猫霊園を過ぎた所に民家があった。その脇にある案内板を見て驚いた。ここはボーロク峠というのだった。そしてこの民家は峠の茶店だったのだ。
小坂峠から北山スカイラインを辿る 峠の茶店



ここから高知市街の眺めも良いし、尾根筋の中では少しは低い位置にあるようだ(^^;) 茶店には90才くらいの老婆と70才くらいのおばあさんと犬がいた。茶店といっても自販機が置かれただけのもので、現在から過去の賑わいを想像することは難しかった。

峠道は「嘉助道」と名付けられていて、この案内板によると県道が整備され、北山スカイラインができた後も地元民の暮らしに欠くことができない道なのだそうだ。

後日某サイトで確認すると『望六峠と書き、天地四方が望めるとの意味』だそうだ。
脇にある案内板 茶店横からの眺め

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