姥坂(ばざか)  63m (2007.4.7) 地図

岐阜県揖斐川町南方(みなみがた)−揖斐川町北方(きたがた)
岐阜県揖斐川町南方と北方の間にある国道303号線の峠である。何度となく走っているところだし、ここが峠という感覚はなかった。信号待ちで今回止まってみるまでは・・・

それもそのはず。ホハレ峠リベンジ戦に走っていく途中、信号待ちでボーっと見ていたら『坂』の字が目に入ったから、帰りにゲットしようとスケベ心を起こしたのがホンマのところなのである。しかして、その実態は・・・単なる丘とかコブといったレベルのものなのだ。
峠全景



これでホハレ峠の頂上にめでたく到達できていたら良かったのに、無粋な建設会社が作らなくてもいい林道を作るもんだからゲットし損なってしまった。この歳入不足のご時世に徳山ダムで潤ってるからって、揖斐川町、林道なんか作っていていいのかなあ?徳山の門入地区へのアクセス路なら、なんで今まで放置していたわけ?建設会社との癒着といわれかねんよ〜〜〜ってボヤキは日誌の方に任せといて〜〜〜

坂は斜めに交差する道との交差点になっている。西には小高い山があってというか、その裾野が坂になっているわけだ。
交差点 国道標識



ところでここの読みだが、公権力が設置した信号の表示は「Basaka」になっている。ところが、その先にある民間資本である名阪近鉄バスのバス停には「BAZAKA」と表示されている。

「姥坂」の漢字の読みからすれば「うばざか」の「う」が省略されて「ばざか」になったとする方が説得力がある。地名は最初に音ありきというのが真実で、漢字は当て字というのが多いのだが、なかには白馬(苗代馬・しろうま→白馬→はくば)のように付いた漢字の読みから転じる場合もある。しかし「姥」という漢字は「うば」以外読みようがない。よって私は「うばざか」説をとりたい。
「Basaka」と「BAZAKA」
信号 バス停