荒山峠(あらやまとうげ) 385m (2000.12.3)

石川県鹿島郡鹿島町芹川−富山県氷見市小滝(おたき)
能登半島の真ん中、七尾から羽咋までの谷筋から氷見方面へ出る峠のうち古くからある代表的な峠で、峠の近くには戦国時代の遺構荒山城址もある。明治22年にここを通ったアメリカ人天文学者パーシバル・ローエルも紀行文の中で「峠には2軒の茶店が競い合っていて、難路であった。」と記録しているという。
石川県側、芹川の信号交差点から入ると道筋は2車線から1.5車線路という感じで続く。蛇ヶ池と休憩施設(カラオケ喫茶)のある原山の集落を過ぎ、荒山城祉の看板を過ぎると間もなく峠である。
峠には3体のお地蔵さん、パーシバル・ローエルのことを書いた看板があり、鹿島町の市街が望まれる。