サイクルナビ (SONY NV-U37)	2012.2.20 　更新

前回ＧＰＳについて書いたのは２００７年のことだから、もう５年以上経った。その間GARMIN etrex LEGEND HCxは期待どおり？の働きをしてくれた。特に地図に載ってないような峠とか熊野古道のような山道の場合は軌跡を記録してレポートにするには鬼に金棒的な存在だった。しかし、こういう便利な代物を知ってしまうと、次はキャンピングカーでのアクセスもカーナビとなるのは世の習いであろう。

というわけで、５年の間にカーナビも進化し、自転車でも使えそうな機能も開発され、遂に魔性のブツを手にする羽目と相成った（諸般の事情は「ぼやき日誌」を参照されたい）。入手したブツはSONYのNV-U37。３．５型ディスプレイとカーナビでは最小だが画面はGARMINより大きいのだ。

SONY　NV-U37	GARMIN etrex LEGEND HCx

車に関してカーナビ用の画面は同じようなものだが、音声案内が親切である。
「この先、右折用レーンがあります。」とか「○○ｍ先、△△の信号左折です」などと地名まで案内してくれる。

ソフトケースを		ベルクロでベロムービーに固定する

そして最大の特徴である自転車と徒歩ナビであるが、自転車トレーニングで使ってみた。自分の位置が矢印に代わって自転車乗りに変わる。そしてルート探索をかけると全コースのプルフィールマップが出る。うーん、面白い。

さらに坂道にかかると上の画像のように％表示が出る。これはナビのコースから都度計算しているので「現在地表示」では表示されないだろうが、嬉しい機能だ。またナビの選択で「サイクリングロード」「トレーニング」「裏通り」などシミュレーションできるのは面白い。また１時間以上かかった場合、ナビは
「目的地です。１時間○○分かかりました。お疲れさまでした。」と言ってくれた(^^;)

それからGARMINの等高線表示にあたるものがこちらにもある。アウトドア地図モードで国土地理院の２．５万図が取り込めるのだ。これはメッチャ嬉しい。徒歩・登山・山道の峠越えなどにも使えそうなナビである。

坂道の％表示	アウトドア地図モード

それから移動した軌跡を地図に残す機能は当然あるのだが、メーカーの地図サイトにアップして表示することしかできない。そのため下記のようにページ内に外部リンクという形でしか表示することができない。

このような見せ方はできるが、ガーミンのように自分のパソコンに取り込んで常に表示したり加工したりすることはできないのが残念である。

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